時間を巻き戻して、次は別の選択肢を。なんて小説でよくある光景だが、巻き戻ったのに未来の記憶を残しているというのは都合が良すぎないだろうか。だから私は第三者に巻き戻りの観測を頼むことにした。これで安心。私は観測者の指示に従い、絶対に失敗のない完璧な人生を歩むことになるのだ。

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