ピピって通るやつ

24/07/16 色など変えました

「仕事に行くときと遊びに行くときで、改札を通るときのテンションが結構違うなあ」と、先日上野に出掛けたときにふと思った。
そりゃあまあ仕事行くのはめんどいし、遊びは楽しいからテンションは変わるだろ、とも思ったけど、改札自体への印象も違う気がするというか。

    
平日仕事に行く時、「改札を通ること」自体にはほとんど意識が及んでいない。ただ「スマホの画面をかざして、ゲートの間をぶつからないように通り抜ける作業」。虚無。
普段イヤホンで音楽かラジオを聴いていて、そっちに意識が奪われている、というのも原因だろうけど。
仕事のことを考えて、「ここから先は職場か……」と憂鬱になりながら通っていた時期もあった。新入社員の頃は、改札から出ること自体が「よし、ここからが仕事モード」と切り替えるスイッチだった気がするけど。人は変わってしまいますね……まあそれも面白くて良いですが。

けど休日は、改札を通ること自体になぜかテンションが上がる。
改札を通るときに、敢えてイヤホンを外して「ピピッ」って音を聞きにいく癖?があるのだけれど、「駅に入る」「駅から出る」という意識の切り替えをその音でしていたのかもしれない。
改札から入るときは「よし出かけるぞ、ここまできたら戻れないぞ」、改札から出るときは「着いた!目的地!」という。

    
改札通る時ってなんか不安になるときありません?そうでもない?
後ろの人の迷惑になるので絶対に止まれないし、ある日急に理不尽にゲートを閉じられてしまうんじゃないか、と感じるときがあるんですよね...。こちらが逆らえない強制力を持っている。
マリオカートの「加速する矢印」ぽい。
≫  ⇦これ

それか、緩やかな下り坂のようなものかもしれない。
通るときの気分によって、弱気なときは無理やり進まされているように、楽しいときは背中を押してもらえているかのように感じるのかも。はたまた坂に気づかないときも。

    
改札と屋外への出口が近い駅が好きです。外の光が駅内に差し込んでいて、「外が広がっている!」と分かるあの感じ。
この前行った上野駅の公園改札口も良かった。

https://matcha-jp.com/jp/1064


    

JRの改札といえばデザインの好例だと、学生の頃に知った記憶がある。
ICカードのタッチ部分の「13.5度」のタッチしやすさとか。今でこそタッチすることは一般的だけど、スマホも多分無い2000年頃に0から普及させたのは凄すぎる。

あとは運賃の計算をセンターサーバーではなく各改札機の内部で行うことで、災害などによる通信障害時でも改札を使えるようにするとか。

けど最近はQR読み込み機能付きの新しい改札機が導入されたり、
センターサーバーでの運賃計算に移行しているみたいですね。

改札の今後に期待しましょう(オチが思いつきませんでした)。


ありがとうございました。

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