【詩】躑躅
背を超えた
躑躅の木のもとを
夫と歩く
もともと躑躅は
立派な木だったんだよ と
夫が教えてくれた
道路を飾るために
小さく 四角く刈られて
それでも花を咲かせる躑躅
木であることを否定されても
花は咲くことを辞めたりはしない
既に
夫はこの世にいないけど
今年も躑躅の木を見上げる
背を超えた木も
小さく刈られた木も
咲かす花はこころをゆさぶる
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背を超えた
躑躅の木のもとを
夫と歩く
もともと躑躅は
立派な木だったんだよ と
夫が教えてくれた
道路を飾るために
小さく 四角く刈られて
それでも花を咲かせる躑躅
木であることを否定されても
花は咲くことを辞めたりはしない
既に
夫はこの世にいないけど
今年も躑躅の木を見上げる
背を超えた木も
小さく刈られた木も
咲かす花はこころをゆさぶる
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