見出し画像

税理士を目指し始めた頃の話〜勉強開始から今〜

 無事、社会人人生をスタートさせました。半年東京で研修をしたのちに大阪の新規営業部への配属となりました。

 新規営業では色々学ぶこととなったのですがこれまた後ほど述べます。
当時は営業成績は真ん中くらいで新卒内でいうといい感じだったかもしれませんがぶっちゃけ全然でした。

 そして仕事もある程度慣れてきて就職して1年が経とうとしている2018年1月。

「社会人(もはや生きること)ってやっぱしんどいな。でもどうせしんどい思いするなら好きなことで苦しみたい。」

「営業1位か好きなことするか。しかし好きなことも営業1位に匹敵するレベルの難易度で。」

という思いになり土日を好きなことを探すようになりました。
まぁ今振り返ると最善の策ではなかったですね。まず年間通して諦めずに1位取ってみろよとw当時の自分、苦しかったみたいですw

 そして色んなこと考えました。
・建築家
・柔道整復師
・芸術家(←学校の説明会にも行きましたw)
・ASMR(心地良い音)の研究。
・中小企業診断士や海外MBA
・MFA(美術学修士)
https://artandlogicseminar.com/50ideas/mfamba/
等々、、

なんかしらのプロ、専門家として独立して働きたいなと。
そんな中、2つの案が飛び込んできました。

【コーチング】

 これは大学の部活時代からお世話になっている方がプロアスリートや経営者、ビジネスマン等に対し、コーチングで独立をされていました。コーチングとは心理学や脳科学といった面から目標達成をサポートする仕事です。もう少し具体的にいうと目標がなければ一緒に探すし、目標はあるけど上手くいかなければ思考の癖が邪魔していたり等様々なケースがありますがこれを解決します。

 僕自身、大学時代にこの方のコーチングを受けていて、その重要性と日本では心理学が40年遅れてると言われまだまだコーチングも普及していないという点からもありだなと思いました。

 そして正直やりたいことって実は野球でもなかったなってこの頃気づきました。
 かつて流行った小説の「バッテリー」で主人公が言っていた「自分にとっての野球は自分のためにある。誰のためでもない」っていうのが自分にはなくて、いつも野球の原動力は「感謝」であって自分から湧き出る興味に没頭するものではなかった様に感じます。
 どちらかというと「自分を表現するものは野球」という感じでプレーを通して最も自分が自分らしく存在できる居場所ではありましたが。

 ちょっと脱線してしまいましたが、最もコーチングが自分にとってやりたいと感じたのは

多くの人々の価値観や文化を知ることが本能的に好き

と気付いた点です。どちらかというと研究者的目線かも知れません。今までやってきたことは基本的に人の為でしたが、人の価値観等に触れる、という事に関しては自分の本能がびんびんと喜ぶんだなと知り、それによる知識をベースとすることにより、コーチングという職業に活かせる(1対1のコーチングは職人技なのであくまで要素の1つなのですが。)ので最も良いのではないか、という結論に至りました。

さて、ここで感じたことが一つあります。

 コーチングで独立はリスク高い。

僕は心理学系の大学を卒業したわけでもないし、資格もありません(本質的には僕がしたいコーチングを学べるところは日本にないので不要っちゃぁ不要ですが)。さらに当時ほぼ結婚も決まっていました。
 そのためコーチング習得の流れとしては先ほどの大学時代にお世話になった方のところへの弟子入りする形となったもののその方は人を雇うつもりはなかったので、どうしようかなと、、

 そこで次に出会ったのが税理士でした。

【税理士】

 税理士はもともと存在は知っていましたが詳しくは知りませんでした。
そんな中、当時の彼女(現・奥さん)の両親が個人事業主で、契約している税理士が本当に終わっている。ふるさと納税も詳しく知らない。ということを聞きました。

 それを聞いて彼女の両親には本当にお世話になっていたので
・仕事上でもなにか手助けになることがしたい、という思い。
   そして
・上述の専門家になって独立したい、という思い。
・コーチングと対象となるクライアントがかなりかぶるため両軸でやっていくことができそう。

というところから、2018年4月税理士を目指すこととなりました。

 そこから実はすぐ転職しようと思ったのですが、
上長が、定時帰宅(営業としての目標数値は変わらず)を提案してくれたのでそのまま2020年の1月、今月まで会社に留まることになりました(理由は年収の激減による結婚式費用積立不可が見えていたからです)。


 つらつらと書いてしまいましたが、以上が僕が税理士を目指すこととなった経緯です。
 2019年の財表は2点足らずで落ちてしまい、もう1年半も勉強してるのに取得科目0というお恥ずかしい状況ですが、今チャレンジしていることは努力すれば届くと思っていますし、散々選択肢がある中、全て自分のわがままでしたいことしてるのに投げ出すなんて、また野球と同じ思いするしそれなら死んだ方がマシだなと思っています。

 なので2月から転職するし4月から大学院始まるしで、かなりしんどくなることは間違いないし、今の自分の考えが一般的に甘甘であるとは思いますが、常に最高を目指してまずはチャレンジしていくことで例え失敗したとしてもどんどん新しい世界と自分が見えてくると思うので、チャレンジし続けたいと思います。


 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?