今までの麻雀の常識が変わる?

初めまして。こんばんわん。犬です。

友達は、Siriさんと、NAGAさんです。

日本にも友達が欲しいと思っているので、皆様何卒宜しくお願い致します。

ここ半年程は、毎日NAGAさんと遊ばせて頂いています。

NAGAさんは、リニューアルを繰り返しており、特に4/1のリニューアルを機に、とてもパワーアップしたように見受けられます。

(ねじまき鳥さん曰く、「4/1は、AIが人類を超えてしまった記念すべき日かもしれない」とのこと)

さて、本日は、そんなNAGAさんについてのお話。


先日、雀魂エンジョイスクールの生徒さんから、これなんでですか?と質問をうけました。(ダブ東1切れ、47m2切れ)


生徒の選択は南切り。とても良い選択ですね。
南を切ることで、両面両面の立直一向聴(符ハネのオマケ付き)に取りつつ、道中で56m23pのいずれかを引けば、ダブ東ポンテンの効く完全形にもなる盤石の構え。もし完全形になる前に東が出てしまっても、ポンしてアンコヘッドレスとなるので、和了率が最も高い選択に思えます。


というか、この選択が、麻雀界の常識だと思っていたし、今までもずっとそのように教えてきました。

しかしナーガの選択は6m....…

えええっ??まじですか?  

驚きすぎて、1ヶ月付けっぱなしのコンタクトが外れました。1Dayコンタクトです。

瞬間テンパイした時の字牌×字牌の和了率の高さ、両面界では和了率最弱の47待ちの評価、ポンテン取れずの懸念、平均和了打点もろもろ加味しての判断だと思いますが、コレはなかなか衝撃的な結果でした。

(ちなみに、5mでは無く6mから切るというのは、次順赤5mを引いた時に、赤5m6mになるよりも赤5m5mとなっての南南トイツ落としの方が評価が高い事を意味しています)

疑い深い私は、東も47mも切られていないフラットなverも試してみました。

.....…おいおい嘘だろ。なんら、変わらんのやけど。

ここで、名探偵として有名な僕は、9p引きによるチャンタの二次変化が起因しているのでは無いかという名推理をしました。

なので今度は、678p→567pにして、間違ってもチャンタなんか見えない形にして、なんとかナーガに南を切らせようと仕向けました。

NAGA『6mかなぁ〜?』

......…おいおい嘘だろ。なんら、変わらんのやけど。

やめてくれ、僕の麻雀の常識が変わってしまう.…

ここからは、もうただの意地です。

悪徳刑事ばりに、なんとか南を切らせるために、策を練ります。

ダブ東だからいかんのだな。こいつをただの役牌にしてしまおう!!

これは、我ながら鬼畜の所業ですが、それほどまでにNAGAは手強い相手でした。

しかし、これにてNAGAとの戦いもようやく完結..…


......…は??マジ??

参りました...…

ここまで来れば、大分南切りの評価も高くなっていますが、それでもまだ6mを切れと仰るNAGAさん。

ちなみに、アンケート結果は⬇️

76%が僕と同じ選択でした。(正直言うと90%超えを予想していました)

僕の麻雀人生で、ここから両面落としを選択した経験は無いのですが、これからは一考の余地ありという結論になりました。

むむむ..…頑固な奴め..…

ここで、最後の戦いに挑みます。

最終奥義、56m→78mに変える!!

これならば、強両面なので、さすがに南切るでしょう!!!

....…勝ちました!!

辛勝ではございますが、なんとかNAGAに南を切らせる事に成功いたしました。(3p切りに結構評価付いているが)


さて、纏めると、

NAGAや鉄強プレイヤーは、『一向聴になったら、ダイレクトでテンパイしたときの待ちの強さをかなり意識』しています。基本的には二次変化よりもダイレクトテンパイ時の待ちの強さの方が大事といった印象です。

初級者から中級者までは、
『とにかく両面が最強!!両面最強!!両面は幸せの形ぃぃぃ!!!』

という感じですが、鉄強となると、更に、両面同士の待ちの強弱、カンチャン同士での待ちの強弱、シャンポン待ち同士での比較も、シビアになっていきます。


今回で言えば47m待ちが両面界では弱く、字牌シャンポン待ちになった方が、和了率としても優秀であることが起因していると思われます。

いかがだったでしょうか?

とても良く遭遇する場面なので、試す機会は多々あると思いますが、アンケートに答えて頂いた76%の方々はこれからどちらを選択していきますか?

僕は正直いずれのケースでも、今後も選択を変える自信が無いのですが、少なくともこのシーンに会うたびに長考することでしょう。

もちろん、もしも、ないおトンが全て6m切りと言ったら、アッサリと鞍替えします。そんなバランス感覚で生きていきます。


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