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着物の格と家紋について調べてみた

公式見解
家紋付きは正装となります
5つ紋が最上級です
背中が先祖、左右胸(抱き紋)が両親、後ろ両袖は兄弟姉妹親戚を現します
黒留袖はミセスの最上級着物で、5つ紋
結婚式では黒留袖は新郎新婦の母親か親族、仲人・主賓しか着れない
1つ紋は背中
振袖や訪問着に1つ紋を入れることは少なくなった
公式見解まとめ 終わり


以下は私見です↓
私は格式うるさい場所は基本縁がありません。ないようにしてるのもある
葬式と結婚式の予定は当分ありません
抹茶と和菓子は好きだが、お茶は正座したくないので習いませんし、したがって作法を問われるお茶席にも出ません
成人式はとっくに終わっています

紋付だと街着ではなくなります
じゃあ私、紋付着る機会ないじゃん。

うちの家紋(女紋でないほう)は面白い。
曾祖父さんがデザインしたというのだ。
曾祖父さんは養子だった。なので、家紋はそもそも格式というよりもその独自性、オリジナリティの象徴のように私には思える。で、ま、それを受け継ぐのは数人しかいないし、墓や喪服でしか使わないってもったいなくない?
と言って、箪笥につけたりする趣味はないし(風呂敷はつけてみてもいいな)
私の喪服は実家から持ってきたから、女紋だしさ

いいじゃん、江戸小紋の背紋に入れて普段も着たって。
江戸小紋は、大名が使ったことから格の高い小紋ともされるらしいが、洒落紋入れて楽しむ人もいたんでしょう。家紋は基本格式のために使われるのは分かったけど、ちょっと身近に置いて楽しんでもいいと思うけどね。

…という勝手な思いつきで、掟破り的動機から、紋入れて作ろうと思ったんだが、オリジナルは高くつく。
染め抜きじゃなく刺繍紋なんだけど…
凝ったデザインだからな…

見積もり頼んだら、着物本体代とほぼ変わらず、紋つけるだけでお値段倍増しとるがな。
ちょっと遊び心的試みのつもりだったんだが…
私的には『粋』の域(変なシャレ)のつもりだったというか
お分かりいただけるだろうか。
独自解釈すぎて分からんか?

いっそ自分で刺繍するのもありかもしれないが、家紋付きの江戸小紋を作る、(と言ってもお仕立てじゃないけど)
いい思いつきのように温めていたこともあり、愛着出てきちゃったなー
鮫・行儀 ・通しの江戸小紋三役でも、大小霰、縞の五役でもない小紋を、好み重視で選んだ上での企画だし(何なのかは内緒)
この自分イベントはそもそも格付目的ではない。

ちょっと諦めにくいかなあ
やってみたいなあ

墓守とかいらん期待だけされて(されてる)家紋すら好きに使えないっておかしいだろ。使う資格は、十分あると思うので(長男の嫁)、いいんじゃないの? 
知らんけど。

ちなみに冠婚葬祭では通紋と言って、特に自分の家の紋でなくても、誰が使ってもいい紋があるんだってさ。貸衣装も増えてきた今、融通効かせるのはいいと思う。

黒留袖は結婚しないと言ってる子供が結婚したとしても着ないと思うけど、もし着るなら貸衣装であり、つくる予定はない。
今、家紋シールなるものもあって、一般的な紋なら市販しているが、うちのはシールだって、わざわざ作らなきゃ、存在しないわけよ

うちの事情なら、ますます江戸小紋に1つ紋つけてみるって、いいアイデアのように思うけど、で、紋付なら帯の格を上げたらお呼ばれの結婚式やら卒業式には出ていい(正式には江戸小紋五役までに紋付に限るようだが、格式張ってない式も増えてるからいいんじゃないかな???)
ただ、普段も着るつもりなんだけど。

お食事やら映画見にやら美術館行くやらするのに紋ついてたって家で着てたっていいじゃない? 一般論として推奨したら間違いだと指摘されても仕方ないけど、個別に楽しんでるだけなら…
ダメなのかなあ。ま、よくはないけど
許してほしいなあ…


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