「ピーター・シスの闇と夢展」(練馬区立美術館)

先日、「ピーター・シスの闇と夢展」(練馬区立美術館)で鑑賞して来ました。
※展示は既に終わってます。

共産党統治時代にチェコスロバキアで生まれた絵本作家。
当初はアニメション作家として、世界的な賞を獲得、後にアメリカに渡り活躍した絵本作家として活躍しているとのこと。
不勉強で知らない作家さんでしたが、とても興味深く観れました。
チェコの作家特有のデッサン力の確かさと、東欧の作家独特の色彩感覚。そして、他とは違う発想力。
アメリカに渡ってからは、色彩がポップになっていったりしているのも興味深かったです。
細かいヒッチをじーっと観ていると、作家の作り出した独特な世界に引き込まれていくような不思議な感覚になったり…

そういえば、展覧会の冒頭に掲げられている作家の挨拶の翻訳家として、柴田元幸の名前が大きく出ていたのも印象に残りました。
アメリカ文学などの翻訳家としての人気を借りてアピールみたいな感じなんですかね…

https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=202107021625192960

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