このごろの怠惰【+4kg】

体重が増えていた。

誤差ではない。+4 kgはどう見ても有意差アリだ。

最近運動量を少しだけ増やしたのだが。。?

筋肉が増えたのかな?

そうだよ、大事なのは体重じゃなくて体型とか筋肉量じゃんね。

タニタの体重計「笑止。」

体脂肪率は依然として30%に片足を突っ込んでいた。

腹の出方はリアルに表現して妊娠5か月だった。

ぴったりだったはずのズボンのホックは金具が歪みかけていた。

横顔は赤ちゃんも驚くくらい頬肉が飛び出ていた。

非常に良くない。良くないが、心当たりならある。

いや、思い返すと心当たりしかない。


まず、体重を毎日量るのをやめた。
これは人によってやめたほうがいいという場合もあるらしい。
朝は時短のために、とやめてしまったが、
私の場合は量り続けたほうが暴食を防げて良かったようだ。


次に、目標がなくなった。
これまで最も自分の納得がいく体型だったのは自身の結婚式の時だった。
この時はさすがに頑張った。

大きなイベントを控えていることで、
「ここで頑張らなきゃいつ頑張るんだ」という気持ちになれた。
もし頑張れなかったらものすごく後悔するであろうと、飲食が趣味の私もさすがに理解していた。
数か月だけ酒も飲まなかった。

こうしてなんとか無事にドレスも着ることができたが、以降は体型に無頓着になり始めたとも言える。


そしておそらく、次が一番の原因となる。

今まで食べなかった場面でも食べるようになった。

「食べないのが普通」だった時間に「食べれるじゃん」と気づく。
これは大変に危険なことであった。

はじまりは、始業前に職場でコンビニのおにぎりを食べたことだった。

普段の朝ご飯は白米×たらこ、白米×ふりかけ、あたりが定番だったのだが、
(しょっちゅう変わる。一番痩せてた時期に何を食べていたのかもう思い出せない。)
一度寝坊して朝ご飯を食べ損なった時に気づいた。

「職場で食べればいいじゃん!」

半年前に転職してデスクワークになったのだが、
転職前は始業前から機械の調子が悪いだの欠勤だから配置変えろだのあっちこっちでどったんばったん大騒ぎが始まるためとてもデスクで朝食などいただけない。
職場で朝ご飯を食べるという発想がなかったのだ。

しかし今は違う。
時間をずらして出社しているため朝は人が少なく、
基本的に個人プレーのため朝一でお声がかかることもない。
定時よりも早めに到着しているため、デスクでゆったり朝食をいただくことができた。

そして最寄りのコンビニはセブンイレブンだった。

私はコンビニ各社では圧倒的にセブンイレブン推しだ。
美味しいから。
議論は割愛しましょう。

それから私の日常には「セブンで朝ご飯を買う」というとんでもなく有害なルーティーンが生まれてしまった。

別に朝からクロワッサンや牛カルビ弁当を食べているわけではない。
わかめおにぎりから始まり、それが梅おにぎりになったりたまごサンドになったりした。

しかし、さすが人間の三大欲求に君臨する食欲様である。

「セブン、食ベル、オイシイ」

そう気づいてしまった食欲様はむくむくと肥大していき、
次第にカフェオレを追加したり、仕事中食べる用のおやつを買い漁っていくこととなった。

食べる幸せを知ると、食べない不幸を感じるようになってしまうのだ。

朝会社に着き、何も口にせずに仕事を始めることが何かの罰かのように感じてしまうのだ。
何より怖いのが、家で朝ご飯を済ませてきたとしてもこの感覚があること。

人間の食欲、本当にアホ過ぎる。
食べたら満足しろ。

そして食べる総量が増えた結果、朝だけでなく夜ごはんもやや暴食気味になっていたように思う。

ここに改めて文章にすると、本当に良くないループにはまっていたと思う。
どおりで最近パスモ残高の減りが早いわけだ。


さてこの悪循環からどう抜け出すか。

「無駄に食べない」

これですね。

ではどうしたら無駄食いを抑えられるのか。
これまでの反省を踏まえると、

【①食べないことによる幸せを感じる】
【②食べることによる実害を感じる】

こうだろうか。

「食べないことによる幸せ」。。
ちょっと何言ってるかわからないが、少し思い当たることがある。

Youtubeでフェルミ研究所の本要約チャンネルを2倍速で観あさっていた際、
「少食=健康で長生き」
という理論が立証されているらしいということを知った。
その動画の中やコメントではこんなことが書いてあった。

「慣れると、空腹が心地よくなってくる」

ふむ。。。

ちょっと何言ってるかわからないが、今後何か食べたいと思った時は、
「この状態、心地よいかも、、」
と暗示をかけてみようかな。



【②食べることによる実害を感じる】

罪悪感は最高のスパイスになり得るので危険だが、
やはり食べたものが身体にどう働くのかは大事なことだ。
糖には依存性があることを認識しておくべきだし、
塩分は気をつけていても簡単に摂取目安量を超えてしまうし、
タンパク質は意識してもなかなか理想の量を摂れないものだ。
当然、必要以上のカロリーを摂取する必要はない。

と、改めて言い聞かせてみる。

理性くんにも、ある程度本能と戦ってもらおう。

どの食材が良い悪いとかの話は相性もあると思う。
私の場合、グルテンを摂ると消化がかなり遅くなるように感じる。
ラーメンを食べると1日腹が出る。
スムーズに身体から出ていかない食べ物たちがむくみや肌荒れに繋がっていく。
主食としては米が一番合っている気がするがどうなのだろう。
まず毎食主食を摂るべき活動量でもない。

パンや麺のモチモチ(=グルテン)大好きなのだが、
残念ながら、日常的に食べるのはやめたほうが良さそうだ。
特別な日のご褒美にしよう。


ここまで書いていて、いいことを思いついた。


じゃん

ラ王 うにクリだ。

昨日スーパーで見かけて即買いした。

この乱れた食生活を正して減量できたら、
これをご褒美として食べてもいいことにしよう。

そうしよう!

やる気出てきた。

やはり私は食べることが何よりの楽しみなのだ。

痩せたいから食べないのではない。

心から美味しく食べるために、痩せておくのだ。



ポケモンプレゼンツのおともはいちごでした。
品種忘れちゃった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?