転スラ アニメで登場されなかったキャラ

9月23日にアニメが終了した転生したらスライムだった件。様々なキャラが登場しアニメを盛り上げたのですが放送する話数も限られてくるので悲しくも出てこないまま次回に引き伸ばされてしまったキャラを紹介したいと思います。

そのキャラは二人おり、蟲女王アピト、蟲皇帝ゼギオンです。二人は書籍版だと3巻で、漫画版では6巻の30話(主な会話シーンはない)で描かれておりどちらもミリム来日前のリムルがゲルド達の力を借りて街を作りドワルゴンと協定を結んだ直後の出来事だった。

その後はトレイニーの集落でドライアドを霊樹•人形妖精に変える際にアピトがリムルに蜂蜜を渡すところで登場している。その時にラミリスは心底驚愕しており二人の正体を推測ながらかなりの力を持った種族だと感じる描写があります。第二期のアニメだとここの場面が放送されるかと思っていたのですがドライアドを魔改造するだけで終わってしまい二人は登場しませんでした。

ここからはそんな二人の今後の成長結果をネタバレありで紹介したいと思います。

この後書籍版ではラミリスの迷宮で階層守護者を誰にするか悩んでいた時トレイニーからの推薦でアピトとゼギオンが任命されるところで再登場します。ラミリスの迷宮は死んでも復活する効果を持っているためそれぞれ死ぬ前提の指導を受けることでディアブロやベニマルと言ったリムルの中でもとくに強いキャラ達に後れを取ることなく急激な成長を遂げます。何故短期間で強キャラになったのかにも理由がありそれは大きく3つあります。1つ目は先程のラミリスの迷宮の効果。2つ目はリムルの肉体の一部を与えられているから。初登場シーンではどちらも負傷した姿で発見されリムルが傷を塞ぐために自分の肉体の一部を使用していたことで究極能力<智慧之王>によって魔改造を施されることになります。3つ目は良い師匠に指導を受けていたからです。アピトにはヒナタが、ゼギオンにはヴェルドラとどちらも師匠として願ってもいない人物達でそれぞれ自分が得意とする戦闘技術を学ぶことで力だけで経験が足りない勘違い野郎になることなく動きが洗練された強者へと成長します。まとめると戦闘環境、肉体性能、指導者これらがうまく噛み合ったことで物語後半では一気に活躍の機会が増えることになりました。

戦闘シーンが描かれたのは書籍13巻東の帝国との戦争になります。それぞれ自分の階層に侵入してきた帝国兵士を迎撃するがどちらも後れを取ることなくその戦闘訓練を遺憾なく発揮します。しかし、アピトはミニッツ少将というかなりの実力者に敗北してしまうがゼギオンはそのミニッツと他の階層守護者を倒した3名の計4人を相手に1分経たずに皆殺ししてしまいます。

アニメの途中で登場する描写があったのですが悲しいことに出てこれなかったキャラ二人のその後の行動を紹介してみました。いずれ魔国連邦の中でも高い位置の強者として君臨することになるので期待して待ってみてはいかがでしょうか。


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