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美術館というトリップ装置

最近、全然自分と向き合わない人と関わる時間があり、めちゃくちゃ疲労が溜まってた。今日は、美術館を2軒はしごして、色んな作品を眺めて、だいぶ日常の疲れてた自分を切り離して絵や立体造形物ながめて楽しんできた。帰ってから、美術館のスタッフさんから頂いた障がいある人が応募できるティシャツの公募展のチラシをもとに作品を一気につくり、明日発送できる状態にした。

画材は、美術館のお土産コーナーで見つけた12色の蛍光色の水彩絵の具。値段まあまあ良かったからどうしようかと迷ったが買って正解だった。 

美術館は私にとってトリップ装置だよなぁとしみじみ思った。なんか日常に疲れたらゆっくり美術館巡るのはかなり効果的だなぁと。最近現代アートの勉強してたから、本に載ってた作家さんの作品とか生でみれて凄く贅沢な気分になった。

今日2軒目の美術館は諸橋近代美術館ってところでダリを中心に鑑賞してきた。ダリは技術凄くある人なんだなって少し分かってきた。ダリの印象派的な作品も展示されてたのがめちゃくちゃ面白くて。凄く綺麗な色の世界だった。この色めちゃくちゃ綺麗ってうっとり眺めてたら別世界に飛ばされて、日常のゴタゴタどうでもよくなり、勝手にやっててくれって気持ちになった。

旅も日常から切り離してくれることだが、美術館も同じ効果を感じたよね。その感覚を伝えられるような美術館でのガイドが何か出来たらよいよな。

最近、脳科学のお話を聞いたのだが美を認識するのは前頭葉だそうで、今日はかなり前頭葉を使ったとおもう。

さあ、また明日から日常になるが、やっぱりいつまでも現実から逃げて自分と向き合わない人に向上はないなと思うんだよね。それはもう病気とか病気じゃないは関係ないと思った。

わたしは、いまきちんと長い時間、自分と向き合う作業をしてる。お酒も控えてる。もう、その姿をみせていくしか自分が出来ることはない。それを受け取るか受け取らないかはその人次第。気づきを与えられるよう、やれることはやった。だから先週はちょっと疲れたよね。

さあ、いよいよ横浜トリエンナーレの仕事が再来週まで迫ってきました。今週は飲食店での仕事は3日間。いい仕事できるよう張り切っていこー。


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