月亭天使

上方で落語家をやっている月亭天使です。つまり、少し高い台の上で、エアうどんを啜ったり、…

月亭天使

上方で落語家をやっている月亭天使です。つまり、少し高い台の上で、エアうどんを啜ったり、エア親友と旅をしたりする様子をお客様に楽しんでいただく生業です。エディ・マーフィーから、四文字もらったマーファーという名前の猫を飼っています。

最近の記事

で、あったのだ

やっと、気づいたんやけど、私は、諦めない事を伝えたいがために始めたので、いくつになっても諦められないんやった。 海外のスタンダップコメディの人たちかっこいいな。

      • 六月の記憶

        六月はなんだかんだでハードでした。 なんちゅうか、財布にお金ないから、コンビニのATMで手数料払ったのに、よく考えたら、ギャラ袋持ってたからそこから出せばよかった、みたいな事ばかりの月。 ・名古屋円頓寺レピリエ独演会 名古屋は、ここ数年、大須演芸場に出演させて頂いてますが、繁昌亭昼席とは違う難しさを感じる。 とりあえず、時間いっぱいやった方がいいのかと思って、七段目じゃない方を選んだら失敗した。 三四郎兄貴の言う、冬きたる、やーん。と思いながら、新幹線で花詩歌タカラヅカの

        • なんだかんだ大丈夫

          6月なげーな。 なげーよ。 6月って30日しかないのに。 普通、歳とったら、時が経つのって早くなるんちゃうん? 今日の落語は実質50点。けど、全体的に楽しかったし、こういう日はなんの理由もなく、「自分って、全く持って大丈夫」と思えるので、おおかた、大丈夫なんだよ。 昨日は、風呂キャンセル界隈発動で、エクステの結び目が痒いけど、眠気に勝てず、12時前に就寝。ちょこちょこ起きたけど、最終的に10時間ぐらい寝た。 それでも眠い。 これは、全身で休めと訴えてるんやな。

        で、あったのだ

          また7月が来た

          コナンの映画観て、aikoの主題歌聞いたら、やっぱりaikoええなぁって、aiko聴きまくってたら、二十年ぐらい遡って二十年前の7月を思い出した。 え?二十年!? 早! 阪神淡路大震災よりこっちやけど、全然、風化してないから、そんなに時間が経った気がせんかった。 これ、小室ファミリーやったら、ならんねん。 aikoやから、スイッチ押されるねんな。 私が落語家になった理由。

          また7月が来た

          5月雑記

          今、思い返せば、ゴールデンウィークがあったんやな。5月は。それぐらい忙しかった。 儲かったか?と言われれば、そうではないけど笑 ・大須演芸場。去年は何故か、女流大喜利ではなく強烈な合コン大喜利に出演した。そのせいか、なんとなくカンを取り戻せず。 あ、そうそう。後鼻漏で、めちゃくちゃ喉痛かったのもある。 けど、去年は去年で、飲み友達できたからいいか。 初めて、女流大喜利で打ち上げ。喋りすぎて、喉が張り付く。 ・G.W.色々あったけど、『青菜』ネタおろし。 今回は、ちゃん

          これからは愛しか持たん。

          先輩が亡くなった。 修行中、一緒に楽屋番をした時、南森町から梅田まで歩いて帰った。 ローソンでジュース奢ってくれて、自分は缶チューハイ。 「天使ちゃん、ローソンカード持ってる?めっちゃ便利やで」て言いながら、梅田まで歩いて、なぜか、太融寺の近くのラブホの入り口が見えるところまで連れて行かれて、「ええ??これは誘われてるん?」て思ったけど、「俺、ここで、ラブホから出てくる人を観察するん好きやねん。一緒に見ようや」て謎の誘いをされた。 ほんまに変な人やった。 私も先輩であ

          これからは愛しか持たん。

          ある日、道の途中で起こる現実『アウシュヴィッツのタトゥー係』読書感想

          『アウシュヴィッツのタトゥー係』 ヘザー・モリス著 金原瑞人、笹山裕子訳 中学生の時、友人とHEPのバーゲンセールに行く約束をしていたので、友人宅に迎えに行った。 まだ、準備中の彼女に向かって、テレビを見ていた彼氏(家族と住んでたけど、結構な頻度で彼氏も家にいた)がいう。 「あ、湾岸戦争、始まったで」 その瞬間を、なんでか、めっちゃ覚えてる。 小学校の修学旅行は、安芸の宮島と原爆ドーム。 戦争を経験したおじいちゃんから、戦争の話を聞き『戦争は絶対ダメ』と、学校で教えら

          ある日、道の途中で起こる現実『アウシュヴィッツのタトゥー係』読書感想

          4月雑記

          今更ですが、4月の感想。 若手噺家グランプリ予選敗退。 なんとなくね、色々、嫌な予感がしてたのよ。 負け犬の遠吠えで、「広い世界を見るのだ!」とキラキラしていた窪塚洋介が放った言葉を放ってみる。 上方落語協会選挙。 まあ、色々と思うことはあるよね。 それに伴って、グランプリの改善点を忌憚なく伝える。 鉄瓶兄さんの喜楽館ウィーク、二日間呼んでいただく。 ありがたい。 月末、とある会場で喋っていたことが動き出す。 それに伴って、一緒に動き出した先輩から、「もしかし

          師匠に入門した時の話。

          よう考えたら、34歳で師匠に入門した時点で、腹括ってるわいな。 親には、内緒やったのよねん。 そういや、前の猫飼う時も、最初、内緒で、自分の2階の部屋でこっそり飼うてたん。(実家は豆腐屋やってたけど、それとは別におとんが寝るための家を持ってたのよね) ちょうど最初に勤めた会社を辞めた時期で。 猫飼った時、ちょうど、会社の後輩とアメリカ旅行を計画してて、その間、猫ちゃんを同じ会社の、先に辞めた先輩に預かってもらってた。 で、旅行から帰ってきて、猫を迎えに行って、そのまま

          師匠に入門した時の話。

          予言

          私、来年は、私目当ての人ばかりで溢れかえってしまうので、若手噺家グランプリは出ません! なので、グランプリに対する改善点を忌憚なく上の方に伝えます。

          おまはん、ジブラルタル海峡渡れるんかいな。

          結構、注目していたお笑いコンビが解散しました。 昔から好きだったトリオも一人抜けてしまいました。 めっちゃ売れていたコンビも解散しちゃいました。 ええ感じやったのに、東京に行って、漫才拝見したら、仲悪そうな雰囲気を醸してたんで心配してたら、解散したコンビもいました。 昔、某放送局の自称偉い人が、漫才師はどんなけ応援してもコンビ別れしたらいなくなってしまう。その点、落語家は基本的に廃業しないので、安心や。的なことをおっしゃていた。 多分、お笑い芸人の方が厳しい世界で生

          おまはん、ジブラルタル海峡渡れるんかいな。

          忘れてた

          そうだった! あと10年で5000万貯めなあかんねやった!

          2024年度が始まったぐらい

          やはり、若さと言うものの価値はでけーなーと思うけど、自分より圧倒的に若い人たちが、あんなふうになれませんよ。と言うのは何故だろう。 謙遜なのか、そういうふうに言うことで、私を出し抜くつもりかしら。 おばちゃんはどこまでも貪欲に、一番、効率のいい方法で勝ちたいと考えるんだがな。

          2024年度が始まったぐらい

          3月雑記

          3月は大好きな都師匠の独演会で笛を吹かせて頂き、幸せでございました〜 世の中、色々、悔しいこと、儘ならぬことありますが(グランプリ予選落ちたしね)、これからの私は、泥臭いと言われようと、ダサいと思われようと、絶対、手に入れたいものを手に入れていこうと誓ったし、大事な存在は、自分が悪者になっても守ろうと思いましたです。 ですので、これからもよろしゅーに。 南千住より、愛を込めて。 東京のバリバリ高いケーキセット。 けど、まじウマでした。 みんな、よう生きてるなぁ。えら

          2月の思い出

          書くの忘れていたわけじゃないけど、なかなか大変だったの二月。 猫の日落語会で、キーボード弾いたけど、久しぶりすぎて、コード取れずでずっと憂鬱やった。けど、そっちに引きずられないことが大事なんやなと気づいたわ。 スノーボードでもせやけど、「ぶつかる!ぶつかる!」て思て、前の人に注目してたら、ぶつかってしまうのと同じ。 視野を広く。 猫はかわゆ。

          2月の思い出