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病は神様からのメッセージ

皆さんは、
 
「ハインリッヒの法則」
 
というものをご存知でしょうか。
 
 
 
 
これは主に労働災害に関係するもので、
 
1件の重大事故の背後には、
 
29件の軽微な事故があり、
 
その29件の軽微な事故にはさらに、
 
300件の異常がある。
 
という事故発生の経験則で、
 
 
 
 
300件の異常を軽く見ずに、
 
異常の段階で改善しておけば
 
事故には繋がらない。という、
 
特に工場等で機械を扱う人にとって
 
重要なものですが、
 
 
 
 
工場での事故に限らず、
 
体の異状を軽視して重大な病気に
 
気付くのが遅れたり、
 
 
 
 
ちょっとしたことを気に留めず、
 
大きな問題になってから後悔する
 
ということもあるのではないでしょうか。
 
 
 
 
天理教では、病気や悩み事といった
 
身上事情について、おふでさきで
 
複数の意味を教えてくださっています。
 
 
 
 
「てびき」「ていれ」「いけん」
 
「しらせ」「みちをせ」「よふむき」
 
「ざんねん」「りっぷく」
 
 
 
 
というものですが、
 
そこには神様の神意、
 
親心のほどがうかがえます。
 
 
 
 
さまざまな出来事は、
 
 
 
 
手を引いて導いてくださることをはじめ、
 
お手入れとして心の入れ替えを促されたり、
 
間違った心遣いや行動に対する意見。
 
未来や先々に関するお知らせや、
 
道標のように正しい道を教えてくださったり、
 
神の用に使いたいという神様からの期待。
 
神様の残念、立腹という思いの現れまで、
 
 
 
 
多種多様な意味、神様の思いが
 
込められています。
 
 
 
 
また、神様はこれらのメッセージを
 
いきなり重い病気や深刻な悩み事
 
として与えられるのではなく、
 
 
 
 
深い親心ゆえの優しさから、
 
些細なことから段階を踏んで
 
与えてくだされるため、
 
早い段階で神意を悟り取ることが
 
大切であるとも教えていただきます。
 
 
 
 
重大で深刻な状態になってから
 
心を改めるのは、
 
心身共にとてもつらいです。
 
 
 
 
小さな異常や些細なことから
 
神様の思いを悟り取ろうとすることの
 
大切さを学ばせていただきました。
 
 
 
 
おふでさきに、
 
 
 
 
「どのように意見 立腹言うたとて
 
これ助けんとさらに言わんで」
 
 
 
 
「こらほどに残念積もりてあるけれど
 
心次第に皆助けるで」
 
 
 
 
「いかほどに残念積もりてあるとても
 
踏ん張り切りて働きをする」
 
 
 
 
と、ありますように、神様は、
 
些細なことを見逃して、
 
重大で深刻な問題となったとしても
 
人間の心次第で踏ん張って働いてくださり、
 
絶対に助けてくださるんですね。
 
 
 
 
この大きな親心を胸に置いて、
 
どんな状況でも諦めずに
 
少しづつでも神様のお心に
 
近づかせていただきたいですね。

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