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より良い人生にするために

有名な劇作家であるシェイクスピアの
 
ハムレットという作品の一節に、
 
 
  
 
「人生は選択の連続である。」
 
 
 
 
というものがあります。
 
また、ある研究では、
 
人は一日に35,000回もの
 
選択/決断をしているそうです。
 
 
 
 
そして、
 
古代ギリシャの哲学者である
 
プラトンは、
 
「愛の無い選択は、
 
決して良い結果にはならない。」
 
という言葉を残しています。
 
 
 
 
天理教では、
 
神様が人間に対して二択を迫られたり、
 
おやさまが先人の先生方に
 
選択を促す場面が多々あります。
 
 
 
 
「神の理を潰して人間の理を立てるか、
 
人間の理を立てず神の理を立てるか、
 
これ、二つ一つの返答をせよ。」
 
 
 
 
「目に見える徳ほしいか、
 
目に見えん徳ほしいか。」
 
 
 
 
「人がめどか、神がめどか、」
 
 
 
 
「我が身思案からの通り方と、
 
人に救かって貰う、
 
喜んで貰う通り方とがあるのや。」
 
 
 
 
と、選択の機会を与えられることが
 
何度もあります。
 
 
 
 
一日35,000回ある決断は、
 
それぞれの価値観や知識、
 
過去の経験を基準に導き出されるもので、
 
その決断の積み重ねが人生を作っている
 
わけですが、
 
 
 
 
人は時に間違った決断をして、
 
後悔してしまうことがあります。
 
 
 
 
神様はそんな人間に対して、
 
さまざまな選択を提示して、
 
決断の基準を与え示して
 
くださっているのではないでしょうか。
 
 
 
 
教祖伝逸話篇「17.天然自然」の中で、
 
おやさまは、
 
 
 
 
「この道は、人間心でいける道やない。」
 
 
 
 
と、仰られておりますように、
 
神様の思いに沿わない人間心では
 
前には進めず、
 
都度、神様を立てる選択を決断して
 
通ることが大切なんですね。
 
 
 
 
日常生活の中で、選択に迷った時や、
 
決断を迫られた時は、
 
 
 
 
「神様、おやさまならどちらを選ぶだろう。」
 
「どれを選べば神様は喜ばれるだろう。」
 
 
 
 
と、考えて決断することが大切で、
 
 
 
 
選択の答えはすでに神様が原典を通して
 
教えてくださっているんですね。
 
 
 
 
一日35,000回の決断を
 
一つでも多く神様が正解をくださる方を
 
選択し、神様が喜んでくださる歩み方で
 
日々を通らせていただきたいですね。

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