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問題ごとは飛躍のチャンス

不登校の小中学生が、過去最多の
 
24万5千人に達したそうです。
 
(2021年度文科省調査)
 
 
 
 
この内容だけを聞くと、
 
「いじめの問題が深刻なんだ。」
 
「家庭環境や学校での人間関係が
 
あまり良くないんだ。」
 
と、思ってしまいます。
 
 
 
 
確かに、重大な問題で、
 
真っ先に解決されるべき課題の
 
一つではありますが、
 
 
 
 
「特にわけは無いけど
 
なんとなく行きたくない。」
 
などの理由も一定数あるようで、
 
 
 
 
先日、
 
学校が嫌いというわけではないが、
 
中学校の雰囲気に馴染めずに
 
不登校になって、その後、
 
フリースクールで勉強をして
 
現役で東大を合格した方がいるという
 
ニュースを見ました。
 
 
 
 
その記事に、
 
「時代は変わっているのに
 
学校が変わらないところに
 
問題があると思う。
  
家庭と学校以外に
 
第三の居場所が必要な
 
時代になってきている。」
 
と、ありました。
 
 
 
 
文部科学省も、
 
「学校に戻ることが全てではない。」
 
として、不登校対策から
 
大きく方針を転換して、
 
多種多様な学びの場の確保を
 
目標としているそうです。
 
 
 
 
不登校になった場合、親は、
 
「学校に行かせなきゃ。」
 
「どうしたら学校に行ってくれるだろう。」
 
と、真っ先に考えるのが
 
普通だとは思いますが、



 
『奇跡の天才ピアニスト』
 
と、呼ばれており、
 
全盲で目が全く見えないにもかかわらず、
 
数々の賞を受賞し、功績を残している
 
ピアニストの辻井伸行さんを育てた
 
母 辻井いつ子さんは、
 
 

 
「人と絶対に比較せずに、
 
その子の本分を見つけて
 
思い切り伸ばしてあげる。」
 
と、語っており、また、
 
 
 
 
「明るく楽しく諦めない」
 
をモットーに子育てをされたそうです。
 
 
 
 
周囲と同じように学校へ行かせたり、
 
みんなと同じように社会に適合することも
 
大切なことと思いますが、
 
苦手や嫌いを強要するよりも
 
得意や好きを伸ばすことも
 
大切なように思います。
 
 
 
 
おやさまは、
 
 
 
 
「物は大切にしなされや。
 
生かして使いなされや。
 
すべてが、
 
神様からのお与えものやで。」
 
 
 
 
と、仰られました。
 
 
 
 
持っている物や道具に限らず、
 
個性や特徴、得意や徳分も
 
神様からのお与えものです。
 
 
 
 
その与えられたものを生かして
 
陽気に暮らすことが
 
一番大切なことでは無いでしょうか。
 
 
 
 
周囲に適応することだけを考えず、
 
「どうしたら陽気に暮らせるだろう。」
 
「個性や徳分を活かせるだろう。」
 
と、視点を変え、
 
『陽気ぐらし』を根底に置いて
 
考えることの大切さを
 
学ばせていただきました。
 
 
 
 
「節から芽が出る。」
 
 
 
 
とも仰せられておりますように、
 
周囲と異なるということを、
 
突出できるチャンスだと捉えて
 
得意を伸ばして人のために
 
役立てたいですね。

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