2022/12/9(金)

この日は長女の三者面談があり早退予定の為、早めに早退して限度額認定証を持っていこうと思っていた。
朝会社の最寄駅につき、病院へ電話。(9:18)
前回同様、まず交換室へつながり、救命救急センターへ繋いでもらう。
そこから今日の担当ナースに替わっていただき、午後病院へ行く予定なので不足品があれば教えてほしいと申し出る。
予想通りのオムツとおしり拭き、そして予想外の「靴」を持ってきてほしいと。
どうやら車椅子に乗って移動したりリハビリしたりし始めているらしい。
まさかもう起き上がれるようになっているとは!
予想以上の回復がとても嬉しい。
しかし、残念ながら今日はテラ夫の靴は用意していなかった。
その旨伝えると「では靴は引き続き病院のものを貸し出すので次回でいいですよ。」と案内される。

ダメ元で、長女にiMessageを送り、自宅マンションの靴箱にテラ夫の靴が入っていないか聞いてみる。
なかなか返事がなく、早くしてほしい旨を伝えると、1枚の写真が届いた。
やはり、紐履と革靴しかなさそうだ。
入院当初に目を通した入院のしおりには、紐履ではない履きやすい靴と記載されていたはず。
会社近辺で調達できたらと思ったが、難しそうだ。
でも、テラ夫が頑張っているのだから、頼まれた物くらいすぐに持って行ってあげたかった。
結局、急遽早退時刻をさらに30分繰り上げ、一旦自宅最寄駅へ帰りテラ夫アパートへ行って靴を持ってくることにした。

13時半に早退し、会社のロッカーに自分のお手拭き用にストックしてあるおしり拭きをリュックへ詰め、猛ダッシュへ駅へ向かう。
途中、ドラッグストアに寄りオムツを買った。
前回売り切れで現地調達に失敗した為、今回は失敗するまいと、大変重いが先に買ってから電車に乗ることにしたのだ。

検索した通りの電車で自宅最寄駅に到着し、大急ぎでテラ夫アパートへ向かう。
靴を持ってまた最寄駅へ引き返し、これまた検索通りの電車で病院へ向かった。

病院の最寄駅からもオムツを抱えてダッシュして、救命病棟の警備室へ。
受付票を書き、病棟へ連絡を入れてもらってエレベーターで救命救命センターのフロアへ上がった。
家族待合室の椅子の上で荷物を広げ、急いで記名し、インターホンを押下。

担当ナースが出てきてくださり、荷物を受け取りながら本人の様子を教えてくださった。
起き上がり車椅子に乗る練習をしたり、リハビリを頑張っているとのこと。
もう一般病棟に移れる状態だが、空きがない為まだ待っている状況らしい。
これまでただ寝かされていただけだった入院生活が、一気に人間らしいものになっていると感じた。
そしてどんどん修復されていっている生命力に感動した。

ナースによろしくお願いしますと伝え、足早に救命病棟から一般病棟へ。
入院受付窓口の番号札を取り、待っている間にテラ夫母へ今日聞いた内容をLINE。(15:39)
窓口に呼ばれ、限度額認定証を提出し、コピー後返却され病院を後にした。

帰りの電車も検索通り、つまりギリギリの電車に乗り帰宅した。
ギリギリではあるが、靴も届けることができた上で無事三者面談に間に合ってホッとした。

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