2022/12/14(水)

一般病棟にうつって面会が解禁されたとは言え、14〜16時の間に家族限定で先着1名15分限りという厳しい条件なので、実際のところは私が土日に15分会うしかできない現実。
以前、私は入院経験がそれなりにあると綴ったが、昔不明熱で3週間入院していた時、毎日面会時間に訪れてくれる母のことがとても待ち遠しかったことをよく覚えている。
そういった自身の経験から、人はしんどい時誰かに寄り添ってほしいものだと思っている。

よって、週末までテラ夫の面会に行かないなんてことはできないので、週中で1回は行けるように上司に伝えてあり、今週は水曜日に早退予定で時間有休を申請してあった。

14時ジャストに早退し、予め爪切りと森永ビヒダスを頼まれていたので、それらをリュックに詰め込んで一目散に病院へ。
・・・とは行かず、郵便局に立ち寄って特定記録郵便を出すついでに、ジュエット(コルセット)代の振込手続きをしてから電車に乗った。

テラ夫が、午後のリハビリの後、できればそのまま頑張って車椅子に乗っておくと言っていたので、乗り換えや最寄駅に着いてからは猛ダッシュして向かっていた。
しかし、病院の敷地内に着いたタイミングで、リハビリが午前中に変更になった為、もうベッドに戻っているとiMessageがきた。
座っている姿が見られなくなり残念ではあるが、郵便局立ち寄りのせいであまり早く行けなかったので、少しホッとした。

テレビカードも頼まれていたので、先にデイルームで購入してからナースステーションへ。
医療事務の方(?)がいらっしゃり、11月分の請求書を手渡された。
限度額認定証を使ってるにも関わらず高額だ。。。

受付後、テラ夫のベッドへ行くと、前よりほんの少し元気になったようにみえるテラ夫がいた。
午前中、レントゲンを撮ったらしく、左脚のシーネ固定が外れていた。
また気管切開の穴もキレイに塞がっており、もうガーゼをあてていなかった。

約束通り左手の爪を切ってあげたのだが、乾燥しているらしく爪切りの圧力でヒビが入る。
もっと高級な(?)爪切りを用意すればよかったと少し後悔した。
先日用意したペットボトルキャップについては、どうやら水のペットボトルが弱いせいでうまく空気が入らず、真空状態になってしまい使い物にならなかったようだ。
改めてAmazon等で従来のストロータイプを用意しようかと提案したが、だいぶベッドのリクライニングを使って起き上がることができるようになってきたので、もう要らないと言われた。
洗い替えにと9つも買ってしまったペットボトルキャップは、置いておいても邪魔になるので持ち帰ることにした。

そして気になっていたことが一つ。
これまで面会やiMessageで、骨折箇所やおおよその入院期間の見込みなどを私からテラ夫に伝えていた。
しかし、翌日以降に骨折箇所を忘れていたり(肘の骨折を覚えていなかった)、入院期間を覚えていないことがあり(リハビリ入院が春までかかることを、初めて聞いた様子で驚いていた)、脳の機能が疑わしい様子があったのだ。
しかし会って話をすると、やはり普通に問題なさそうに見える。
自身の事故について、実は受け入れられていなくて忘れてしまうのか、ただ単純に痛みとしんどさで一々細かいことを覚えていられないのか。
(骨折箇所も退院予定も、細かいことではないような気はするが。)

実は前日、テラ夫の熱としんどそうな様子、そして処方されている薬を本人が把握していないことが気になり、病院に電話をかけてしまった。
聞きたかった内容的に整形外科の範疇ではなかったのだが、主治医が整形外科のNドクター(女性)になっている為、対応くださったのがNドクターだった。
やはり熱のことや腹膜炎のことはさほど関与していないと思われる様子で、カルテを見て回答下さっただけであまり詳しい病状はわからなかった。
(発熱に至っては、意識が戻ってからずっと続いているにも関わらず、昨日初めて知ったそうだ。)

面会後、ナースに熱の原因の調査はどのドクターが主導でやってくださっているのか聞いてみようかとも思ったが、お忙しいところ手を煩わせてしまうのもテラ夫の印象が良くないのではと、結局思いとどまり何も聞かなかった。
(ただでさえ、このコロナ禍に酔っ払って転落して重度外傷という迷惑極まりない患者の為、ナースからの当たりが強くならないかが心配だった。)
短期記憶に関しても、まだナースやドクターには伝えず、もうしばらく様子をみることにしようと思う。

帰りに、さっき請求書をもらった11月分の入院費を窓口で払えるのか確認しようとしたが、会計窓口が大変混んでおり、また今度電話で問い合わせてからにしようと諦めて病院を後にした。

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