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その不安って、何の不安?あれやこれや心配していたって、何にも変わらない!

社内報7月号 株式会社プロフィット・ラボラトリー

プロフィット・ラボラトリーで「社長賞」を受賞した熊谷さんと同じく、「社長賞」を受賞したのは関口さん。コロナ禍で満席FAX事業が落ち込む中、デリバリー出店代行事業の売上拡大に貢献。プロフィットはこの2年、従業員数が減少する中、新卒3年目(昨年)の関口さんは頑張った!

テンポスグループの中でも、コロナの影響をもろに受けているプロフィット・ラボラトリー。そのような中、満席FAXの次の柱となる事業として様々なものにチャレンジしてきた。その中の一つが、デリバリー出店代行事業だ。関口さんは
「この時期は、まずは何でもやってみようという気持ちでした。不安はなかったです。自分は楽天的な方だと思います。」
と話す。

しかし、実際に始めてみると、デリバリー業者のサービス供給が間に合っておらず、デリバリーを始められないお客様からクレームを受けることも多かった。知っていれば防げたことも、皆が初めてのことばかりで、予想外のトラブルばかりだ。
「いろいろトラブルもありましたが、まずは自分が覚えて同僚にアウトプットすることを意識していました。インプット2割、アウトプット8割だよと、先輩方に教えられていましたからね。8割をアウトプットするとなると、自分から進んでアウトプットしないといけなくなる。普段から聞かれる前に、伝えるようにしていました。だから、たまに同僚から聞かれたときは嬉しくて、1に対して10は答えてしまいます。そこまで聞いてないよ!が同僚の本心だと思います(笑)。でもそのおかげで、お客様へ自信をもって案内できるようになりました。あとは、ひたすら気づいたこと、気になるところを改善しながら、プロフィットだからできるデリバリー事業のやり方を作ってきました。」

取材冒頭で「楽天的」といった関口さんだが、実は、昔は極度の心配性だった。また、小さなことでも失敗すると引きずってしまう。
「こんな私を見て、先輩はこう言いました。『それは未来に対する不安で、その不安が当たる確率は0.1%。ほとんどは当たらない。だから、まずはやってみて!』と。何度もそう言われるうちに、本当にそう思うようになり、仕事でミスを起こしても、ただ落ち込むのではなく、対応と改善に集中できるようになりました。でも、指導してくれた先輩が離れてしまった時に自分が後ろ向きになってしまうと、皆に影響してしまう。下の子達には、そういう姿を見せたくないなという気持ちでやってきました。」
現在は、デリバリー事業が軌道にのり、新卒2名が業務に新たに加わった。熊谷さんと、日々出てくる課題に対して、やりっぱなしにするのではなく、一つ一つ改善に努めている。

最近では満席FAX事業では当たり前におこなっていた「よみかい」を始めた。これは見込の角度を後輩と一対一で打ち合わせをして、作戦を立てて実行していくというものだ。「こうした方がいい」をやっていくのか、「まぁいいや」で放置しておくのか。最初は小さな差でも、気づけば大きな差になっていく。関口さんは、不器用なりにも前向きにとことんやり通す人だった。

取材協力
株式会社プロフィット・ラボラトリー 関口さん

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