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【役員研修】テンポスまもなく年商400億円に到達、幹部社員は頭を切り替えろ!!

2023年11月23日、役員研修を行いました。 役員研修は、グループ会社11社の社長・幹部が集まり「人間をつくる」「成果を上げる」の観点から実践的な研修を行っています。今回、社長の森下は、戦略立案に関して重要なメッセージを伝えたのでした。


―社長 森下

テンポスグループは年商400億円を超える規模になってきた。幹部社員は、この規模になったことを理解し、それに見合った戦略を立てているか?

今までは前年比10%や20%増などの目標を立ててきたが、今後は前年の2倍、3倍の目標設定、さらにその目標を2~3年のスピード感で達成できる戦略を立てていってくれ。

テンポスは中古厨房業界では圧倒的シェア1位で、投資家から高い評価を受けている。テンポスの業界での強さは明らかで、競合他社を圧倒している。例えば、家庭での朝食の減少により米の消費量が減り、和食器市場は縮小している。これにより客を奪い合い、多くの中小の食器屋が閉店に追い込まれた。生き残るために業務用食器に進出したがこれも失敗。テンポスがそれほどまでに影響力を持つ企業規模になった今、我々の一つ一つの施策は大きな結果・効果を生むようになってきている。だからこそ、「今年は前年からどれだけ増やそうか」といった小さな目標の中でやっていてはもったいない。バスターズの店舗を5年で2倍の120店舗にするという目標を立てているのは、それだけのスピード感で高い目標を達成できる規模になってきたからだ。

2023年8月テンポス川越店オープン。翌月に黒字化達成。テンポスは5年で2倍の120店舗に拡大する成長戦略

インターネット販売のテンポスドットコムは3年で3倍の年商100億円の目標を掲げている。テンポスバスターズとは異なり、出店数に比例して売り上げが上がるビジネスではないことから、この目標達成は簡単なことではない。その中で、テンポスドットコムは飲食店経営に役立つ情報を提供することで、物販の売上を伸ばす戦略でやっていく。

 このように子会社の幹部は、テンポスグループの企業規模を理解し、戦略立案において従来の前年比基準の目標設定ではなく、何倍の成長を目指すかという観点で目標を掲げ、実行していってくれ。

▼過去の役員研修の記事はこちら

https://www.tenpos.co.jp/ir/venture/2023/

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