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走る・泳ぐ・技術を売る営業マン。吉田取締役を取材!

社内報7月号 キッチンテクノ株式会社

キッチンテクノの年間売上高26億円のうち、その過半数を占めるのは大手外食・大手スーパーマーケット企業向けの厨房機器販売です。そしてその営業課長を務めるのは吉田昌弘さん。2019年6月には、キッチンテクノの取締役に就任し、現在は、営業課長と取締役を兼任しています。

今年3月の社内報でご紹介したキッチンテクノの吉原さんが「吉田課長のすごいところは、相手の懐に入り込むコミュニケーション力」と力説していたのを皆さん覚えていらっしゃいますか?
吉田取締役にそのテクニックとは何かを知りたくて話を伺ったところ、答えは単純明快、「楽しく仕事をすること」でした。

―吉田取締役
「大切にしていることは、自分から相手との関係を作りにいくことです。ギブ&テイクで、良い情報を伝える。特に、これから長いお付き合いにしていきたいと思う方には、損得無しに相手にとって役に立つ情報をどんどん伝えるようにしています。そして、楽しく仕事をすること。それが一番だと思います。」

 もともと理系学部卒で、技術を売る営業をやりたいと思いリクシルに入社し、業務用厨房機器の部署に配属されてからは、28年間、業務用厨房機器の営業一筋です。
 顧客は大手外食・スーパーマーケット企業だからこそ、厨房のほとんどはオーダーメイドで求められるレベルも高い。だからこそお客様の「さすが、くみ取ってくれていますね」「良いですね、こういうことがしたかったんです」と感謝の言葉をもらえる時が営業の醍醐味だと話します。

 性格はおおざっぱで、どちからというと面倒くさがりなタイプだといいます。聞けば、新卒時代は夕方に上司から仕事を頼まれると、早く帰りたくて「いや~無理ですよ」と、あっけらかんと言うタイプだったとか。会社の寮では1人でご飯を食べるのは寂しいからといつも後輩とご飯を食べていた、等、体育会系の風貌から似合わぬエピソードに取材中も場が和みます。ちなみに、後輩に誘われて始めたトライアスロンは25年たった今も続けているのだとか。

キッチンテクノがテンポスに買収された2014年、リクシルに戻るか、テンポスグループのキッチンテクノにとどまるか選択肢を提示されました。退職金や福利厚生、いろんな面でリクシルに戻る理由はいくらでもあったはずです。では、なぜキッチンテクノを選んだのか?
「挑戦する方が楽しいだろうと思ったからです。」
大手に残るよりも、中小企業ならではの裁量権の大きい会社で働くことを選んだのです。

現在は、キッチンテクノのスキルを活かした提案に力を入れています。2019年からはAI を搭載した自動フライヤーやライスロボ(業務用自動炊飯器)等の省人化に特化した厨房機器の提案に踏み出しました。既に、「ライスロボ」「器具洗浄機(排熱回収タイプ)」は、50店舗の導入が決定しています。

一方で、キッチンテクノの課題は、大手外食・スーパー店以外の売上の柱を作っていくこと。そのためにテンポスバスターズと連携し、30店舗前後の将来のチェーン展開見込のお客様からの受注を増やしていく戦略で営業活動をしています。

キッチンテクノ株式会社
取締役 兼 営業2課課長 吉田昌弘さん

1年に1回はトライアスロンに取り組む。25年近く続けているそうで、協力会社、取引企業様とチームで出場することも多い。

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