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障害年金の受給事例:知的障害

請求日: 2020年4月
病名: 知的障害
結果: 障害基礎年金2級
請求方式: 認定日
年金額: 年額100万円(子の加算あり)
就労状況: 介護職
障害者手帳: 療育手帳B
家族構成: 配偶者・子
生活する上で困難なこと:
運転免許を取得できず、職場から100mの距雵に住んでおり、通勤は徒歩で行っている。
読み書きや計算能力は小学校低学年レベルのため、書類作成が困難であり、周囲の協力に依存して就労を継続している。
金銭管理ができず、訪問販売で無駄な契約をしてしまったり、他人にお金を貸してトラブルになることがある。
自宅の住所を書くことができず、引っ越し後も4年経っても記憶できない。子供の泣き声に対処できずに怒鳴ってしまったり、オムツ交換の頻度が異常に高いなどの育児問題があり、家族のサポートが必須。義理の母が月に一度、サポートのために泊まりに来ている。

総評:
この事例は、知的障害がある個人が社会と家庭内で直面する多様な挑戦を浮き彫りにしています。障害基礎年金2級の受給は、受給者の生活の質を向上させるための経済的支援として非常に重要です。特に、就労や日常生活の基本的なスキルが限られているため、定期的なサポートが必要です。また、家族の援助なしには、その日常生活を送ることが難しいため、継続的な家族支援と適切な社会サービスが不可欠です。

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