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妻がガンになりまして②

妻は和菓子屋の店長でサービス業を
アルバイトから入れると20年近く働いています

もちろん今は休職していますが
催事や記念などの多いお菓子業界ですから
毎日朝から晩まで働いていました

現代の大企業ならまだしも関西近郊での和菓子屋
いわば中小企業特有の

「体なんか気合い!」的役員や職人さんもいます

「休めない」「休んじゃいけない」
仕事のやり甲斐とともにそんな無理な気持ちもあったのだと思います

そして体は悲鳴をあげ爆発しました

不妊治療のストレス
40歳という年齢
そんな心身ともへの影響もあるでしょうが
少なからず仕事の環境もあったと思います

Google先生に聞いてみました

卵巣癌は自覚症状がないですか?

卵巣がんは卵巣に、卵管がんは卵管に発生する悪性腫瘍です。 がんが初期の段階ではほとんど自覚症状がありません

妻が早期で見つかったのは生理不順に伴う子宮の痛みのため
毎月婦人科のサポートを受けていたからです

たぶん普通の人なら後回しになってステージ3や4
そんな患者さんも多く病院の同室にもいたそうです

ただ、先生もそんな人たちもみな口を揃えて言います

「治療法はある」

比較的抗がん剤も内臓疾患に比べると効果が高いようで
転移や浸潤などへのアプローチも効果的とのことです

腹部の傷とリンパ節切除で
自転車に乗れないのがとても辛いとのことですが
お腹の傷も少し落ち着き
少しだけ歩いたり、買い物にもでかけています

少しづつ、少しづつ。今はそんな感じです

ちなみに妻が上司に病状など
術後に報告した際こう言われたそうです

「これからは仕事に集中できるね」

私はまんまるお月さんが大嫌いです

妻は毎日ほぼこれに近い状態

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