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三重県 川越町の事故について②

 今日は、昨日の事故の状況を深掘りしていこうと思う

【問題点の深掘り】
 ・『冷却装置』は燃やした木くずチップを一度、集塵機に集めた後、残った灰を冷ますもの と定義されているが...
→設備が停止されて、安全に作業できる状態だったのか?

≪人的要素→不安全行動≫
・複数人で、設備が停止しているのを確認したのか
・いつもやってる作業だからと慢心状態ではなかったのか
・作業者以外の監督者が側にいて、周辺の管理をしていたのか

≪設備要素→不安全状態≫
・設備が、正しく停止できない状態(整備されていない状態)
・エリアセンサー等の安全装置を設置せずに、作業者が安全に作業が出来ない状態(安全を無視した工程管理だった)
・設備に人体が入った途端、設備が動きだした(設備が誤作動したor設備のプログラムの異常)

・落ちてきた灰に埋まった というが?
⇒機械が停止しているはずなのに、何故、落ちてきたのか

≪人的要素→不安全行動≫
・4Sがされていなくて中途半端な状態で作業をはじめた(4Sの不徹底)
・機械がちゃんと停止して、落下しない事を確認しなかった(安全教育の不徹底、標準作業の不遵守)
・常日頃からの危険予知活動、安全に対する考え方が不十分だった(精神的な慢心、危険予知トレーニングの不足)

≪設備要素→不安全状態≫
・停止ボタンが作動しない設備だった(日常点検、メンテなどで早期発見‼)
・日常点検で、指摘されていたが、放置した(臨時的に修繕して、根本的な対策をしなかった)


このように、ニュースからの情報だけで、推測は可能であるが、実際の現場では、どのような環境だったのかは、不明である

この様な事故は常日頃の『危険予知』で大災害は回避できる

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