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シンガポールコンドミニアムの選び方①

こんにちは。

シンガポールに来て4か月ほど過ぎました。

まだまだ観光気分が抜けませんが、これからシンガポールにくる方や生活をする方に向けて、コンドミニアムを探すときに私が事前に知っておきたかったなぁ、と思ったことを中心に書いてみようと思います。

我が家の住居選びなのですが、シンガポール赴任が決まってから実際に渡航するまで半年以上ありましたので、結構リサーチをしていました。

コロナ禍前の海外赴任であれば、実際の渡航の前に一度訪問して、物件の内覧して決定してから一旦帰国し、再度改めて入国するという流れが一般的なのかなと思います。

ですが、コロナ禍での隔離期間の関係で、夫の渡航→内覧→入居→私と娘の渡航は、とてもタイトなスケジュールとなりました。

具体的には・・・
1月27日に夫が渡航、2月2日まで夫隔離、2月頭は春節のためにお休み(盲点だった!)で、2月7日の週から夫が数日おきに内覧を何か所か(私はオンラインで一緒に内覧)、2月12日頃に物件決定、2月19日私と娘が渡航し入居開始。というスケジュールでした。

内覧から入居まで12日ほど!!

さて、シンガポールの住宅事情をサラッと書きますと・・・

  • HDB…政府が運営するシンガポリアンのための団地。マーケットやホーカー(屋台街)などが近くにあることも多く、とても住みやすそう。外国人は基本的には入居できない。

  • コンドミニアム…民間のマンション。プールやジムが併設されていることが多い。家具付き、家具無しなど選べることも。

  • 一軒家…土地が少ないシンガポールではとても高い。大金持ちが住むイメージ。

この三つのどれかですが、海外赴任者は主にコンドミニアムを選ぶことが多いと思います。また、シンガポールの家賃はとても高いので、一人暮らしの方はシェアハウスを利用することも多いそうです。

そして、コンドミニアムを借りるときは、借主、貸主ともに、エージェントと契約して、基本的にそれぞれのエージェントを通して契約ごとを進めます。

何かあった場合は全てまず自分(借主)のエージェントに連絡し、そのエージェントから貸し主のエージェントに連絡が行き問題解決を図る、という流れになります。

さて、私がリサーチして、コンドミニアム探しの条件としていた項目と、結果どうなったかを書いていくと・・・

  1. 2ベッドルーム、2バスルーム以上(※自宅隔離のために必須)→◎

  2. 日本人学校のスクールバスのバス停があるor徒歩圏内→◎(お隣のコンドのバス停なのですが、我が家からめちゃくちゃ近い。毎日送り迎え必須なので、優先度高。)

  3. 低層階NG(虫が上がってくる)→○(11階、でも蚊はいる…)

  4. MRT(地下鉄)が徒歩圏内→△(徒歩8分ほど)

  5. スーパーが徒歩圏内→○(徒歩6分くらいギリ徒歩圏内)

  6. ダストシュートは虫が湧きそうなので廊下→×(室内)

最終選んだ物件は、まあまあ希望通りの物件でした。
が、思ってもみなかったところで、そこは条件として考えておかなくてよかったな~ということや、ここを抑えておいたらよかった!と思うところがありました。

①シンガポール居住者は、MRT(地下鉄)よりもバス!!

リサーチ時には全く気にしていなかったバスについて、めっちゃ伝えたいです!
シンガポールのバスの交通網はとってもすごいのです!

日本でバス台数が1番多い鉄道会社西鉄がある福岡市に在住していた私でも、シンガポールのバスシステムは本当に使いやすいと感じます。(慣れたら福岡よりもわかりやすいかも)

  • 線路網が充実しまくっている
    ※2回乗り換えすれば国内どこでも行けると言われています。

  • バス停が多い
    ※我が家から徒歩圏内で、利用しているバス停は6つあります。

  • Googleマップでルート案内も楽々

  • 渋滞が少なく本数が多い
    ※山手線のような時刻表!

  • 支払いは乗降時カードでピ!

  • チャージも簡単
    ※MRTの駅やセブンイレブンやATMなど

以上の点から、MRTの駅が近くにあることよりもバス停が近くにあることのほうが、生活をする上でとっても重要だと私は思っています。

このことについて言及している経験者ブログは私は数件しか見つけられなかったのですが、バス停が近いと本当に楽です。

諸条件で折り合わない場合、私は狭くてMRTに近い物件よりも、広くてバス停に近い物件を選びます。
(もちろん、その他条件もあるので単純には言えませんが…)

ですが、コンドミニアムの比較検討サイト(プロパティグル)で物件を探していた時、私は物件とMRT駅からの距離だけを毎回確認していました。

バスはそんなに使うことはないだろうと…、たとえバス停が近くてもスルーしていたんですよね。

決めた物件はMRTからは徒歩8分ほどで、8分くらいならまあ歩けばいいかと思っていたのですが、

実際に来てみると・・・

暑くて8分も歩けません!!

そして大きな道路を渡るために信号待ちもあり、8分では絶対につかない!!

シンガポールの道路は車線や幅が結構広く、車は運転しやすいと思いますが、歩く人にはあまり優しく無い作りです…。

強い日差しがある時や、スコールのような雨の時は、徒歩は最悪です。
交差点には日避けもない上、天候も急に変わります。

暑さを考えていませんでした…。
シンガポリアンは大体、早朝や夕方に散歩やウォーキングをしているのです…。

しかし、我が家はたまたまコンドの目の前にバス停があり、そのバス停に来たバスに乗ればMRTの駅に必ず一駅で到着する、というとってもありがたい物件でした。

選んだ時には全く気が付いていませんでしたが、これは本当にラッキーでした。

MRTもたくさん線があり使い勝手は良いのですが、いかんせん地下鉄は駅構内が広い、そして、深い・・・。

なので、電車を降りてから歩く距離が長いところや、同じ駅での線の乗り換えでも一駅分歩いたよね?と思うくらい長いところもあります。

おそらく今現在都心に住んでいる方にとっては違和感がないのかもしれませんが、そうでない場合は歩く距離が長いと感じると思いますし、目的地に着くまでのトータルの徒歩の距離は、バスのほうが短くなる場所が多いかと思います。

もちろん、電車の方がアクセスが良い場所もあるので、Googleマップを見ながらルートを探しますが、移動時間30分以内の近場はバスで移動することがとても多いです。(もちろん、私調べですが…)

あと、バスは東京の山手線のように次から次に着ます。時刻表はありますが、何時から何時まで大体何分間隔で来るよ~と、とてもアバウト。

日本では渋滞が多くバスが時間通りに来ない!と感じることもありましたが、シンガポールは渋滞対策がしっかりされていて日常的に渋滞があまり発生しないこともあり、全然来ないなぁ…とイライラすることはほとんどありません。

バス発着のリアルタイムアプリもあるので、バスのほうが使い勝手がいいと感じます。もちろん、バスのルート的に本数があまりないバス停もあるため、バス停に来るルート本数の多さなどはチェックしておいたほうが良いかもしれません。

少し長くなりましたので、今回はここまで…。
次回は、日本にはあまり無い機能、いつでもゴミ捨てできるダストシュートについて書きたいと思います。

では、今日はこの辺で〜。

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