高麗手指鍼 手のひら先生スタイルの鍼 その2 韓日学術大会のレベル


韓日学術大会盛大に行われました。

確か20年近く前の頃は政府の関係者からも、挨拶に来られていたと思います。

前夜祭がありましたが盛大でした。あまり学術と言う雰囲気は感じられませんでしたが。

日本からは30人以上の参加者がいたのではないでしょうか。

大学教授もいました。ただ治療成果の発表になるとみるべきものはありませんでした。

大学教授が聴衆に向かって病気の説明と、これは治療してはいけないとか熱心に話していたのを覚えています。

糖尿病の治療についてでした。

確かに糖尿病になると免疫力が著しく低下します。そこで鍼灸学校の先生も糖尿病患者を治療してはいけない、身体が腐ってしまうからと戒めの言葉を言っていました。

私は免疫を調整する方法を行ってから糖尿病治療をするので問題はないはずすと考えています。

彼が相手にしている聴衆は一般の素人なのでそのような話になってしまうのは自然でしょう。

その直後私が論文発表をしました。テーマは「糖尿病治療でした」

いまでも下肢が壊疽になると切断するようなのですが、ニューヨーク在住の松本岐子さんのパチパチを使った方法なら、そのようなことはなくなるはずです。

彼女の方法を手の中で実践して成果を上げたことも含め発表しました。

壇上から見るとくだんの教授が目を丸くして見ていたのを面白く眺めました。

私が参加し始めた20年弱前は海外からもお客さんがさんが多数見えていました。

アメリカ カナダ オーストリア イギリスなど世界から鍼治療を学びに来られていました。

大学のレベルでアジアの医療を研究されている方はいました。

ただ鍼治療のレベルは高いようには思えませんでした。ヨーロッパで行われている物理刺激のはり治療でした。

韓国で鍼灸師になるには日本のように3年専門学校に通えば受験資格が取れるわけではなく、大学の医学部に6年通わなければ鍼灸が行えないのは、相当ハードルが高いと言えます。

日本では今は意識が変化しているでしょうが、年齢が高くならないと鍼治療に興味を持たないと思います。

韓国では40歳ぐらいにならないと、鍼灸に目が向かないそうです。

詳しくは聞きませんでしたが、40歳ぐらいになって体に不調が現れると鍼に興味を持つそうです。

また仕事に一段落するとやることがないので、鍼灸学会の講座に参加したりするそうです。

大会に参加しているかたのほとんどが民間療法家か趣味で習っている方でした。

治療レベル云々は問えないかも知れません。

ただ登壇する方の肩書が「何々 パクサ」と何回も聞こえてきます。

パクサと言うのは「博士」です。

韓国レベル高いな!

ある時一人で訪問した時がありました。

車で案内してくれたのは「洪博士 ホン・パクサ」でした。

温厚な方で会長がまだ若いときから支えてきた方でした。日本語も流暢でした。

高麗手指鍼講座には日本漢方の有名な先生方が会長と映っていますがホン博士も写っています。

その博士が迎えに来た自動車の中でこう仰ったのです「長谷川先生、今あなたにふさわしい博士号を買えるところを探していますので、今しばらくお待ちください」

「ええツ!私には要りません。日本では病気を治すことが出来れば肩書は鍼灸師で十分に通じますから」といってお断わりしました。

そうか韓国で博士とかの肩書を持つ人が多いのは、みな中国や東南アジアで買ったものかと分かりました。

漢方の薬剤師のセミナーに参加したことがありました。

知り合いの薬剤師の肩書に中国の客員教授だか招聘教授とあったのも、きっと購入したものだとガッテンしました。

金成万先生に高麗手指鍼を習い始めた時、過去に鍼灸雑誌に掲載された論文を読みましたが。署名には「~~博士」とあり当時すごいレベルで韓国は研究していると考えていましたが、あれは幻想かまぼろしだったのかも?

韓国人の友人と話すと何々さんは大学を出ているからとか、資格を持っているから優秀だということを判断の基準にしているようです。

そうか?あの顔を見ればなんか行っちゃっているように見えるし危なさそううだな。と友人に言ったことがありました。

いまは予想通りそのようになっているのは、予想があったっていますが果たしてそれで良かったのか悪ったのか?

そんな中10年近く前ですが、テレビニュースで「韓国には博士号などの肩書を持つものが多すぎる。ほとんどが買ったものだ」と報道されたようです。

そのあと大会ではどのように紹介されるかと見ていると、教授と言われていましたのでした。

この方が悪質じゃないですかと伝えました。

教授だと大学で講義を行わないとなりません。

まあ誰も気にしたりしないでしょうけど。

それ以来自分の治療は自分で開発することに決めました。

免疫調整 自律神経調整法 脳血液関門を通り抜ける方法 脳神経調整法 等々。

次回からは手のひら先生の東洋医学の関わり方をお教えしましょう。

西洋医学で治らないから東洋医学だ!それは危ない考え方ですよ。

サポート頂いたら最先端の医学雑誌と、最先端の進化論本を購入し難病治療研究に役立てる予定です。