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FIFAワールドカップカタール2022パブリックビューイング@NHK京都8Kプラザ

きっかけ

先日、NHKの落語会のnote書きましたが、それを申し込むときにチェックしていて、いい機会だし、体験してみたいな、と思い参加した次第です。

わたくし

サッカーに関してはガッツリ素人です。ワールドカップのみ観戦する感じ。普段は野球、メジャーリーグを追っかけてる人になります。サッカーならワールドカップ、ゴルフならマスターズみたいな、普段おっかけてなくても楽しめる大会のみチェックしている感じです。Jリーグを観戦したことはありません。テレビでごくたまに見るくらい。

開始まで

会場のNHK京都4K プラザの定員は90人で設定されていました。先着順というか、定員に達すると入場をお断りするシステム。こういったイベントに参加したことがないため、どのくらいの競争率かわからなくて、行ったのに入れない、というのは悲しいので、早めに会場に向かいました。
9時開場、10時放送開始だったのですが、8時過ぎごろに会場に到着。4,5人の人が開場待ちしているのが見えました。スタッフの人にどこに並んだらいいか聞こうと入り口に向かったら、開場待ちしてる人が中に入っていきます。それにつづいてわたしも会場へ。確認したところ、せっかく早く来てもらってるので、という理由で開場を早めたとのこと。入れなかったら、と不安だったので、入れて良かったです。いろいろ気にせず観戦するために、最前列右端に場所取り。後ろの人に迷惑かからないし、前の人がいないのでイライラしない(笑)
開場20分で人数確認すると8人ほどでした。放送画面は撮影できないのですが、それ以外は撮影できたので、ドーモくんなどを撮影。配布されたハリセンを組み立て、アンケートに回答。解説付きのパブリックビューイングやって、などをお願いしておく。
終了予定は24時半。電車の最終は24時16分。電車は帰宅に使えないことを確認。
画面はNHKのプレ番組を流してました。結構話題に困ってる印象だったので、対戦相手のドイツの選手をがっつり紹介するとか、データ紹介してくれたらいいのになあ、なんて思ってました。
その番組の中で、東京のビューイング会場が映る。たくさん入ってるが満員、というわけではないようだ。明日平日ですからね。あと福井とかもビューイングやってたはずだが、どれくらい人来たのかなあ。
開始30分前に来場を確認すると6割くらい。このあたりで画面の調整をされていたのですが、BS 4Kを設定すると、ディスプレイの一部が映らない。一応4K 画質でお楽しみください、というビューイングだったのですが、総合テレビでお届けします、とのお詫びが入りました。これ以外にも、最後までみたら電車間に合わないのでご了承ください、出入りは自由です、というのが複数回アナウンスされてました。4K画質がものすごくきれいだったので、そちらで見られないのは残念でした。そのあたりは無料イベントなので仕方がないです。
この会場は東京と違ってみるだけなのかなーと思ったら、カメラが登場。女性のキャスターの方、音声の方も登場されて、どうもインタビューがあるみたい。最前左側に日本代表ユニホーム装備のがっつりサポーターらしき方がいらっしゃったので、その人にお話されてました。インタビューするからよろしくね、みたいな打ち合わせかなあ。
試合開始2時間からの待機でしたが、時間あまって仕方ない、という感じではなかったですね。NHKの番組流れてたので。開始30分前くらいからテンション上がってきて、そこに緊張も加わって、あっという間に試合開始になったな、という印象でした。

試合開始

試合内容については、おそらくたくさんの方が書かれてるでしょうし、スポーツニュースや報道で確認できると思いますので略。ざっくりと会場のリアクションを。
声出しの応援は「ご遠慮ください」で、配られたハリセンをバシバシやって応援します。
最初のゴール未遂は結構早かったので、盛り上がり切れずというか、試合に入り込む前に起こったので、なんかズレた盛り上がりでしたが、それ以降は集中して盛り上がって応援できてた印象。ボールを取るとバシバシ、ボールをクリアでバシバシ、といったかたちです。序盤はドイツ相手に渡り合えてた感じでしたが、どんどん押されてきてちょっと攻撃したらボールを取られ、みたいな展開がつづいて、クリアでバシバシ、というのはだいぶ減りました。ひたすらに押されているので。
ペナルティーキックで失点したときも、残念というより、やっぱり失点しちゃったか、といった空気感だったように感じました。それ以降も前半はドイツの猛攻に耐えてる展開(な印象)だったので、ハリセンバシバシは減ったというか、流れがわからなくなって、バラバラな応援になりましたです。前半終了時も、2点目取られなくて良かったというか、しのいだという感じでもなくて、やっぱ負けるのかな、って空気になってたように思いました。NHKの出演者もそうでしたが、葬式みたいな空気でしたね。ハーフタイムにお手洗いに行きましたが、みんな空気が暗かった。日本代表の守備陣はドジっ子属性なのかな、とか思ったりしてました。

後半

ハーフタイム時、パブリックビューイング会場は9割ほど埋まってました。
一呼吸置けたおかげで、前半開始時のようなまとまった応援が復活します。キープでバシバシ、クリアでバシバシ。
ドイツに一方的に攻められてる状況が終わりを告げ、日本が攻めてる場面が増え、会場もヒートします。明らかに前のめりになってる印象。
そして同点ゴールが決まります。歓喜の会場。でもあんまみんな喜ぶ準備ができてなくて、ぎこちない感じもありました(笑)リプレイを見て、やっとこさ落ちついて喜べた感じでしたね。
同点になったことでお葬式ムードは消え失せ、場面に合わせてハリセンバシバシ、応援していける流れになりました。このあたりから、あーっ、とか、うーっ、とかのついつい漏れちゃう声が多くなった印象。出ちゃうものは仕方ないし、「声出しの応援」ではないですからね。
前半から入ってる、会場を移してるカメラさんも大忙し。点取られそうな場面、点取りそうな場面、状況に合わせてカメラを会場に向けます。試合中は客席の照明消してるので、そんなにはっきり映らないと思いますが、リアルな空気感というか、スポーツ中継のテレビの向こう側、みたいな資料としても撮ってるのでしょうね。
決勝点。こちらもいきなり来たのでびっくりで、わたしはオフサイドなのでは、としばらく喜べませんでした。リプレイ見てもオフサイドに見えちゃって、ほんとに2点目いいの、みたいな(笑)ここは本当にすごい盛り上がりでしたね。ハイタッチしてる方もいらっしゃいました。
こっからは本当に長かった。ひぃぃ、みたいな(ついもれてしまう)悲鳴も増えました。アディショナルタイムの長さには絶望しましたが、ラッキーもあってなんとかしのぎきって、会場みんな「無事終わってくれ、早く終わってくれ」で心が一つになってたと思います。しのぎきった感じでしたもんね。
終了のホイッスル。これもしばらく「ホンマか」みたいにおもっちゃってしばらく信じられなくて。そらまあぼくらおじさんはサッカーでは「ドイツ=強い」みたいなイメージだし、ファミコンのサッカーだとドイツばっか使ってたし、ドイツに(苦しめられたものの)普通に勝った、という事実を理解するのに、しばらく時間がかかっちゃいました(笑)

試合が終わって

勝利を理解してからはテンション爆上げになって、まわりを見回してもアゲアゲだったので、周りの人にハイタッチしまくってました。京都の流行り病の感染者2000人とかなのにすまない。みんなすごい笑顔で、うれしい×うれしい=爆上げ、でひたすら喜んでました。
なんかおねえちゃんにもハイタッチして、インタビューされたような記憶もあるのですが、たぶん夢かなあ。カメラマンさんもすごいうれしそうな顔してたのが印象に残ってます。
トイレでにいちゃん(しらんひと)に「こんなん予想してました」とかお話して喜びを共有。もしかして夢で、目を覚ましたら、ボコられてるのでは、みたいな話したら、ほっぺつねったので大丈夫ですよ、みたいな会話してました。こういう空気の共有というか、戦友、というと重いか、なんとなく仲間意識を共有できてるのが楽しかったなあ。
しばらく余韻に浸って、24時10分頃会場を退出。遅くまでお疲れ様、スタッフさんにお礼しつつ、WBCでもこういうイベントやってくださいよ、とお願いしておきました。やれるならやりたいとのお返事でしたが、どこが放映するとか、まだ確定してない感じのお返事でしたね。
駅近くまで行きましたが、もう終電がでちゃってる時間。そのまま歩いて2時間かけて帰宅しました。これくらい歩くの、結構疲れたりするのですが、勝利の余韻で身体が軽い(笑)歴史的場面に遭遇した興奮と、それをビューイングでたくさんの人と共有したというプレミア感で気持ちがほわほわして、2時間かかってるんですが、すぐに戻れたなあという感じでした。
危険を感じることなく歩いて帰れるのは、おまわりさんの熱心な働きのおかげやなあ、などと感謝しつつ、帰宅して、ちょっと休憩して、このnoteを書いてる次第です。
本当にいい体験ができました。良かった! サッカー日本代表の選手さん、スタッフさん、NHKの放送スタッフさん、京都放送局のみなさんに、感謝! 感謝! 感謝です! ありがとうございました。

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