パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂に行って来ました


アーティゾン美術館で現在開催中の「パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂」に先日行って来ました〜

前回の青木繁と坂本繁二郎の展覧会行った時から次のオペラ座は気になっていて、、、
かなり豪華な展覧会でした!

私はほとんど音楽について触れてこなかった人間なのですが、それでも芸術の素晴らしさが充分伝わる展覧会だったし、何より音楽やってる、知ってる人にとってはかなり魅力的なラインナップだったでは、、、?と思うところがたくさん!!
オペラの演目の絵画や、当時の有名スターの肖像画、最後の方には演目の映像まで、、、
演目詳しければ2倍も3倍も楽しくなるそんな予感を感じながら、知識って日々を豊かにするなあなんて思いながら見てました。

ドガの舞台袖の3人の踊り子


オペラを愛した画家としてドガが特集されていました。
ドガの絵は好きなので嬉しかったです。
年間で席を取るとリハーサル前の踊り子を見ることができたり、特典が色々あったみたいです。


マネのオペラ座の仮面舞踏会

絵画に描かれている紳士の脅威のシルクハット率!!被ってないと恥ずかしいとかまであったのかなって思うくらい他の作家の紳士もシルクハット被ってました。
あと写真は確かNGだったのですが、舞台袖にて、シルクハットの紳士と踊り子が密着していて、パトロンを得ようとしている踊子と若い美しい踊り子に近づこうとしている紳士の欲が渦巻いているような、表舞台の煌びやかな雰囲気と対比するかのような絵画もあって、当時の華やかなだけではない一面も絵画から知ることができてとてもよかった。


オペラ座は5.6階の2フロア構成で、4階はコレクション選で、「Art in Box ーマルセル・デュシャンの《トランクの箱》とその後」を開催していました。
これ、タイトルと紹介の図版みてもよくわからなかったのですが、実際に見てみてなんだこれは、、、!?面白いっ!!ってなりました。笑
美術品が詰まったトランクが展示してあるのですが、まさしく小さな美術館でした。
この良さは実物で見ないと分かりづらいかも?
無料配布のパンフレットも今回は頁数増量されてて読みごたえバッチリ!
特集コーナー展示は大体パンフレットをいつも配布しててこれを集めるのも密かな楽しみです。

藤田の乳白色、女性の肌に使用したものが有名ですが、大きな声では言えないですが陶器のお人形さんみたいであんまり好きじゃなく、、ただ、色の表現としては好きなのでこのお部屋の絵は素敵だなあって思いました。

とってもパリの美を感じた1日でした、、

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