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予測について(ストローク編)

今回もレッスン形式で書いていこうと思います。
是非、参考にして下さい。
ただし、

・六極図
・庭球眼
・スイング系統
・ローディング

くらいは理解していないとさっぱり分かりません。
しっかり復習して下さい。

では、レッスンスタート。

「コーチ。相手によってコースが読みにくい選手と読みやすい選手がいるのですが、
どうしてですか?」

「とても良い質問だと思いますが…君は、
どうやって予測していますか?」

「そうですね…。自分のコートの相手いる
場所に打ってきそうだなぁとか、弱点に打ってきそうだなぁとか…そう言われるとあんまり、相手を見ていないかもしれません。」

「ということは、君は
・戦術面
・精神面
から予測しているという事ですね。
相手の配球がシンプルだと予測しやすい
のでは?」

「そうですね。その他にどんな予測の方法がありますか?」

「六極図の残りでも予測できますよ。
例えば、
・ラケットバランス(マテリアル)
・グリップ(フィール)
・スイング系統(フォーム)
・バランス、支点位置(フィジカル)
とかですね。マテリアルとグリップは、
打ちやすい傾向ですが。」

「では、スイング系統での予測を詳しく教えてください。」

「スイング系統には、
・ターン系
・ハンズ系
の二種類が存在します。ターン系は、クロス。ハンズ系は逆クロスでしたね。
この辺りは、復習して下さい。」

「大丈夫です。理解しています。」

「素晴らしい。動作に必要な時間を

・動作発動時間

といいます。その準備にかかる時間は、

・動作準備時間

ですね。これに大きな差があります。
1番、動作準備時間と動作発動時間が長い
のは、何か分かりますか?」

「ターン系のクロスです。」

「半分正解です。実は1番時間がかかるのは、

・ターン系の逆クロス

なのです。」

「ほとんど使用されないと聞いていますし、
自分も使いません。」

「それは何故ですか?」

「ボールから極端に離れないと(大きく回り
込まないと)いけないので…あ、その時点で
バレるんですね。」

「正解です。まず、そこまで回り込まないといけない時点で、実戦的ではありませんし、
予測も簡単なので、現実的には、

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