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球出しの種類

球出しには、

1.振り子タイプ
2.回旋タイプ
3.ターンタイプ
4.実戦タイプ

がありまして、
振り子タイプは、肩を時点にして文字通り
振り子のように球出しします。
非常にプレースメントしやすく、

「セカンドバウンドもコントロールしやすい。」

ため、初心者から初中級くらいまでのレッスンで使用される事が多いですね。

コンタクトゾーンにボールを運んで、気持ちよく打ってもらうには最適解です。

デメリットは、多球、多列レッスンには
向かないこと。
早く出せないんですよね。ストロークが長過ぎて。

次に回旋タイプですが、逆に多人数、多列レッスンで大活躍します。
何より、リロードが早いのでポンポン出せます。
デメリットは、プレースメントやセカンドバウンドがコントロールしにくいこと。
勝手に調節してくれる中級、もしくは、
ボレーの球出しに非常に便利。ちなみに写真のフェデラーは、回旋タイプで球出ししています。

ターンタイプは、体幹との一致率を上げて、
「スピードの速い球出し」
をする時に使います。
普通に100キロ以上の球出しが出来るのですが上級以上でないとニーズがありません。

実戦タイプは、トップスピンやスライスを
かけて「エフェクト」をつける球出しです。
跳ねる、伸びる、滑る、止まる、曲がる
などなど。
実戦さながらのボールをお楽しみ頂けます。
しかし、フォームが出来上がっていないと
崩れる可能性も高いので、やはり上級以上推奨ですね。

と、まぁ、このようにカテゴライズ出来ますが、ほとんどコーチは、無意識に使い分けていると思います。
アシスタントコーチが振り子タイプで出していて、メインコーチが回旋タイプだった場合、列の消化に差が出るのは当たり前なので、研修して覚えてもらうか、振り子タイプで統一します。

ターンタイプの球出しは、女子の選手を
育てるのに使いますし、

実戦タイプの球出しは、男子の選手を育てるのに使います。

ご興味のある方は、コーチの球出しを見てみて下さい。
実は、いろいろやっているんですよ(笑)

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