思考とプレーについて
今回は、思考とプレーというテーマで書いていきます。
試合中に何とか勝とうとして、相手を観察したり、弱点を探したり、配球を考えたりしますよね。
ところが、考え始めた瞬間に
足が止まり、
スイングが振り切れなくなり、
さらに、
「考えもまとまらない。」
なんて事ありませんか?
「コーチ、考えない方が上手くいくので、
無心でボールを打ってきます。」
そんな事を言っている選手を見ると、
「普段の練習が試合に出ているだけなんだ
けどなぁ。」
と思います。100m走ならともかく、
テニスの試合で思考を手放すなんて、
地図もナビもない状態で
「方角だけで、車を走らせる。」
くらい無茶苦茶な事です。
「車の運転に集中したいから、前だけみてる。」
そんな運転、恐怖でしかありません。
テニスの試合は、走る将棋に例えられたり、
血を流さないボクシングのようだと言われたり、
「思考とプレーを融合させる。」
ことが不可欠です。
ただ、反応しただけのプレーは、簡単に予測され対処されてしまいます。
かなり力のある選手と試合をする時に、
よくあるハンデ練習として、
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