「跳ねる」ボールを使う
今回は、跳ねるボールをテーマに書いていこうと思います。
跳ねるボールというとみなさんは、
「トップスピン系のショット」
をイメージされる方が多いと思います。
しかし、トップスピン系イコール
「跳ねるボール」
ではないのです。
「地面に対する衝突角度が同じなら
スライス系の方が跳ねる。」
のですから。
シンプルに跳ねさせようと思うならば、
「地面対する衝突角度、速度を上げれば良い。」
ので、
「ロブ」
が1番跳ねるショットになります。
※叩きつけスマッシュを除く
トップスピン系のショットが跳ねるイメージがあるのは、
「軌道の高い、速度のあるショットを地面の方向に変化させる事により有効打(コートに入れる事)にする事が出来る。」
からですね。
さらに無視出来ないのが、
「コートやボールの反力」
です。同じハードコートでもコーティングされている素材や下地で大きく変わってきますし、ボールもルールの枠内であってもメーカーはもちろん、気温、気圧などでかなり違います。
つまり、
・地面に対する衝突角度
・地面に対する衝突速度
・ボールの回転
・コートの種類
・ボールの種類
・気温、気圧
など、たくさんの要素があって、
「跳ねる」
ボールになるのです。
では何故、跳ねるボールを打とうとするのか?
答えは実に簡単で、
「返球する難易度が上がる。」
からです。難しくなる理由としては、
ここから先は
1,998字
¥ 200
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?