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ランアップについて

ランアップについて、書いていこうと思います。
※この記事は、右利き視点で作成しています。

ランアップとはスプリットステップ直後、
フォアなら、右足。
バックなら、左足。
を前に出すフットワークです。もともとの意味は助走ですね。

例えば、ボレーを打つ時にフォアボレーであれば、

スプリットステップ後、ショートローディングを

「足を前に出しながら行うことをランアップ
といいます。」

これにより、

・ネットに詰める
(コンタクトゾーンが低くなるのを防ぐ)

・地面からエネルギーを得る
(運動連鎖の起点になる)

・相手から時間を奪う
(返球のタイミングが早くなる)

というメリットが生まれます。
さらに出す足を外旋させながら、足のインサイドをネット方向にむけながら、
庭球眼をセットすると、

「いくつもの複合要素を同時に準備
する事が出来ます。」

しかし、
便利そうだなぁ。やってみよう。
って軽いノリでやるとほとんど失敗します。

まず、スプリットステップの着地時に

「腹横筋が発動していないと、足が前に出ません。」

ほとんどの方は、フォアなら右足、バックなら左足で、

「ステップ自体は踏んでいる。」

ものの、足が前に出ていません。
素早く前に詰めようとした結果、このタイミングで腹横筋が発動して、骨盤の角度を変えてしまい、

「最悪、足を引く事になります。」

まぁ、だいたいは…前に行く意識と相殺
されて、その場でステップを踏む事になります。
結果、

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