意識のスリーポケット

君は、食事の時に


「テレビを観ていますか?」


食育では、出来るだけテレビを消して
ご飯に集中しましょうと指導されます。
その根拠として


「人間は意識レベルで3つの事しか同時にできない。」


からです。


・映像を観る
・テロップを読む
・音声を聞く


で3つ使ってしまうのです。
つまり、


「食事の味が分からなくなる。」


のです。
テレビもせっかくなら集中して
見てほしいのて、


・興味深い映像
・読みやすいテロップ
・抑揚のある音声


を使って


「君の意識を奪いにきます。」


さて、ここからがポイントです。
君は、それでも


「食事を普通に続ける事が出来ますよね。」


それは、


「食事が自動化しているから。」


つまり、無意識化しているからなのです。
そうですね。
幼稚園くらいの子だと


「アニメに集中して、箸が止まる。」


食事が進まなくなる事が多々あると思います。食事の自動化がまだ甘いのです。
スリーポケットがいっぱいになっても


「心臓が止まったり、消化をやめたり、
まばたきが無くなったりしません。」


無意識エリアは、スリーポケットどころか


「とんでもない量の作業を平行処理しています。」


逆に言えば、


「意識レベルのものを練習によって無意識レベルにできれば、ポケットに余裕が出来る。」


わけですね。
テニスの練習に例えるなら

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