見出し画像

5*アメリカのプレスクールライフ しつけ編

アメリカのプレスクールライフ

記憶をたどり、アメリカのプレスクールライフを思い出します。
今回は、プレスクールで体験したお話です。
子虎、子猿がともに通っていたチャーチが経営しているプレスクールのしつけのスタイルについて日本との違いを紹介します。
 
①タイムアウト
2歳児からキンダーガーデンに入る前5歳までが通うプレスクールでは
一貫したシステムがありました。
私が、初めてアメリカ生活をし始めた頃知り、日本にはないので驚いたのですがアメリカの乳幼児をしつけるには、ごく一般的なスタイルのようです。
それは、<タイムアウト>です。 
集団生活をする上で、決められた幼稚園のルールに背いた行動をした場合、
かつ先生が3回注意しても態度を直さず指示を聞かない場合
先生が『タイムアウトね』というと 教室の片隅におかれた指定席(椅子)に座って静かに待つというシステムです。
座る時間は、年齢と同じ時間数2歳なら、2分、4歳なら4分 というイメージです。

②駄々っ子がいうこと聞くの?
そんな暴れていうこと聞かなくなってる子供が従うの?
と日本人が聞いたら疑問に思いますが、これが効くのです。
どんな小さな2歳児でも、プレスクールという公の場のルールになっていることを理解しているので 先生が言うと黙って椅子にすわります。

これは、先生が伝えた内容を理解していても、感情が高ぶっていて聞けない
もしくは、怒っている行為に注目しすぎて、話を冷静に聞けない
状態をいったんクールダウンさせることで落ち着かせる 効果があるようです。

③タイムアウト4ステップ
タイムアウトは怒りをぶつけて強引に従わせるというのでなく、いったんタイムアウトが終わった後は、先生も子供も冷静に向き合えるので
『何が理由でタイムアウトになったの?』『どうすればよかったの?』と話し合います。
そして、必ずハグをして、I love youやほめる言葉を伝えます。
1)警告3回 2)タイムアウト 3)話し合い 4)愛情を伝える
この4ステップが必ずセットです。

④タイムアウト活用しました
お母さんならだれでも経験あるこれ・・・
駄駄を捏ねる子供にイライラして、つい子供にきついことを言ってしまい後悔することもよくあります。
タイムアウトは、子供の心を落ち着かせる時間、気持ちをコントロールする方法を学ぶ時間なのです。

このタイムアウトを知ってから、私は自宅でもタイムアウトの椅子を用意して実際兄弟が小さい頃は 小学校にはいるぐらいまでの間はよく活用しました。
結果、ママ自身のクールダウンにも役立つし、数分おくことで、事態がおだやかに落ち着くことに気づき本当たすけられました。
郷に入っては郷に従えじゃないですが、色々な場面でアメリカンスタイルの躾や、子育て習慣も学んだり取り入れたりしてきたので、続きはまたの機会に・・・
あ、いいな!と思った乳幼児子育て中のママさんがいたら、ぜひトライしてみてくださいね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?