No.1 ラーメンって美味しい以外ある?

12時にたどり着いた
開店と同時に

彼女は猫舌だということは電話で聞いていた
食べるのも遅いとも

カウンターふたり並んでどきどきするよりも
どんなラーメンが出てくるのか気になっていた

きっとこの時からどきどきよりも同じ空間に馴染んでいた?
違和感がない距離感になってしまっていた

だからラーメンが気になっていた

彼女は髪を下ろしていたが後ろで括り始めスイッチが入っているようだった
そんな姿をまじまじと見つめてしまい恥ずかしがってしまった
だってそんな女の子はじめてだからなぁと内心不思議な気持ちを抱えていた

いざ目の前に倒すべき魔物が登場
彼女の食べ方をまじまじと見つめる
麺をすするのが難しい彼女はレンゲの中で麺を折りたたみ食べていた

うん、美しかった 恥じらう姿含めて
いちいち可愛いので脳内保存した、いやラーメンをまた食べに来たらいいんだと発想したのはひとりになった帰り道思うのであった

これから私は恥じらう姿を魅力的に感じると知らずに

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