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【青葉賞】④レース回顧

決着は ▲○×△◎ でした!
記事にしたレースは追記する形で
一つの記事にまとめていきたいと思ってます。

勝ち時計:2.24.2
前半:59.5-35.6
後半:60.7-36.2
12.6-10.9-12.1-12.1-11.8-11.8-12.2-12.2-12.3-12.1-12.4-11.7

パワーホールが大逃げ打つ形で隊列は縦長になりましたが、4角では比較的馬群は固まっていました。青葉賞でここまで1人旅したのは始めてじゃないでしょうか。また穴をあけてくれそうです。本命のウインマクシマムはパワーホールに付き合いすぎましたね。パワーホールがいなければ単独逃げという状況に。もう少し控えれたら残っていたかもしれません。

①の記事で外枠不利のデータを疑問視していましたが、まさにその結果となりました。8枠から2頭馬券内に。もし、気になる方がいればその分析も見てください。

それでは、スタートから見ていきましょう。
赤:1着
青:2着
黄:3着
緑:4着
黒:5着
紫:6着
白:それ以外
で表記しています。

スタート

好スタート
緑:サトノシュトラーセ
赤:シュガークン
黒:ウインマクシマム
白:コスモブッドレア

シュガークンの進路

これはさすが武豊騎手ですね…
スタートが1番よかったのに加えて、
シュガークンより内側の馬に前に出させない
ようにすぐに内に潜り込ませました。
それを横目にパワーホールがテンを飛ばして
ハナを取りに行きます。

コーナー手前100m

6着までのそれぞれ色を入れてみました。
赤シュガークンはこの時点で先頭
黒ウインマクシマムはその横
注目のヘデントールは最後方

シュガークンはスタート良すぎて、
一瞬逃げるのかと思いましたけど、
流石にハナは譲りましたね。
好判断だったと思います。

1コーナー

白①のパワーホールをウインマクシマムが追いかける隊列になり、シュガークンは中で控えていますね。2.3.4着の馬は比較的後ろからになっています。白②はへデントールです。

1コーナー中間

1コーナーに入りそのままの隊列ではなく、外側の馬達が変わります。シュバルツクーゲルがシュガークンの前に入り、コスモブッドレアが前のスペースを埋めるように前に出ます。その後ろにいたトロヴァトーレ、ショウナンラプンタも位置をあげます。

2コーナー

2コーナーに入りショウナンラプンタが前に出た事で、外のスペースが開いてそこに緑サトノシュトラーセが外に出していきます。

向正面入り口

向正面に入ると赤シュガークンと白トロヴァトーレがほぼ横並びとなり、その後ろにショウナンラプンタ。赤シュガークンは最初からずっと内側で溜めています。

向正面中間

緑サトノシュトラーセは捲っていきます。トロヴァトーレもそれに合わせて前は譲らせません。

向正面終わり

外の隊列は白①トロヴァトーレ→緑サトノシュトラーセ→青ショウナンラプンタ→黄デュアルウィルダー(少し内)という形に。シュガークンはここでもまだ溜め。白②のヘデントールはまだ最後方。

残り800m地点

3コーナーに入り残り800mでも隊列は変わりなくこのまま直線に入っていきます。この辺になるとパワーホールが前にいるだけで徐々に詰まってきていますね。

4コーナー

4コーナーの位置取りです。シュガークンはずっとこの位置でしたね。外が動いてるので、表記上は位置取り下がっていってますが、折り合いつけて溜めに溜めたっという感じです。馬群も比較的詰まっています。この位置を見ると、ショウナンラプンタとデュアルウィルダーがあの位置から届いたのも納得です。

※パワーホールは映ってません!もっと前にいます。笑

最終直線

シュガークンの進路が、外にトロヴァトーレが塞ぐようになって閉じ込められてしまいます。接触していないようには見えますが、トロヴァトーレと一緒に外に移動します。これ何度見てもどうなったのか判断しにくいです。微妙なラインです。

残り400m付近
残り200m付近
残り50m

最後に色置いておきました。
後は末脚比べでしたね。

【レース評価順位】
1.ショウナンラプンタ
◆展開向いたが後ろから末脚一線の2着
前の記事でも紹介したエタリオウと被る内容です。3Fの末脚は見事でした。折り合いが鍵なので、今回壁を作りながら追走できたのは収穫ではないでしょうか。上がりも33.6と2位です。まだまだ成長途中で今後の成長に期待できそうなキズナ産駒。瞬発力が必要なダービーにはシュガークンよりはこちらの方が合いそうです。

2.ウインマクシマム
◆展開向かずの5着
外差しが決まる中よく掲示板内に残したと思います。パワーホールにああゆう形で逃げられるとやりにくいですね。2000mのスローペース戦で期待したい馬です。血統は全く違いますが、同じウインのウインカーネリアンにイメージが被りました。

3.サトノシュトラーセ
◆展開向いたがポジション悪くロス多い4着
1番から後ろになり道中外に出しながら、勝ち馬と0.2秒差というのは上々の内容です。上がり34.0というようにキレるタイプではないため、府中ではキレ負けという印象です。デインヒルも入っていてスタミナもありそうですので、もう少し距離が伸びても戦えそうです。

4.デュアルウィルダー
◆展開向いたが最後方から末脚一線の3着
鞍上のモレイラあっての末脚かもしれませんが、4角12番手から3着は十分な内容。出足が遅いので少しレースを選びそうな所は変わらだが、末脚比べであれば世代的にも上位クラス。33.5の上がり最速はこの馬の持ち味。

5.シュガークン
◆青葉賞の定石通りのレース運びで1着
スタートから道中内で溜める一切ロスのない完璧な競馬。最終直線外に出せないのは想定外だが、強引に出して1着。まさにデータ的にもこの展開に持ち込めれば勝ちきれるという内容。このレースで力を示したという内容ではなかったが、瞬発力というよりはスタミナと先行力を見せた。このスタートの良さはどのレースでも通用する武器。さらに流れる展開ではより良さを見せてくれそう。昨年買ったタスティエーラも同じようなタイプ。シュガークンの方が瞬発力がありそうだ。

6.コスモブッドレア
◆展開向かない中でしぶとさ見せて7着
東京の舞台は明らかに向かないと予測してましたが、しぶとさを見せてくれました。時計はもっとかかった方が良さそうですし、よく残したといっていいでしょう。この内容であればいつか穴を開けそうです。馬場が悪い時は注目したい一頭です。

7.フォスターボンド
◆内を割って末脚見せた6着
他の差し馬と比べると距離ロスが少ないので、少し評価を落としましたが、他馬が外を選択する中で内を選択してこれるのはこの馬の良いところかもしれません。揉まれながらも内枠でイン差しできるので、そう言ったタイミングを狙うのもありかなと思います。

他有力どころの紹介です。

トロヴァトーレ
◆気性の荒さからも距離が長く、距離短縮で見直し。

へデントール
◆ルーラーシップ産駒でパワー型。中山、阪神など坂のあるタフな内容が合いそう

アバンデル
◆出足が遅いのはマイナス要素だが、上がり最速末脚は随一

以上となります。
今回ダービーに繋がるレースということで
しっかり力をいれて回顧してみました。
参考になれば幸いです。
最後まで閲覧頂きありがとうございました!



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