8/3(土)🐎新潟4R〜芝1600m新馬戦〜🐎　中間追切から良さそうな注目馬を紹介（最終追切＋最終の推奨馬は追記）

【今週の出走馬】

◆カネラフィーナ（牝）

ルメール騎手騎乗予定。母はアルゼンチンG1２勝。
３月にゲート試験を合格して一度放牧して８月デビューとなりました。
＜中間追切評価＞
7/3から乗り始めていて平均的な本数を消化してきています。
早めの段階から坂路で全体時計の55秒台くらいをマークしています。
目を見張るような好時計はありませんが、順調にCWでの時計が良化していっています。
7/24 美浦CW 82.7-52.5-24.6-11.8　動画あり
２頭併せ馬の内側で軽く気合をつけながらスーッと伸びて行きました。かなり力強い動きでありながら、崩れる所がなく良い内容に感じます。最終追切でもう少し終いに重点をおいた時計が欲しいところです。

＜最終追切評価＞
7/31 美穂CW 85.2-53.9-24.8-11.6 馬也馬場外目
3頭併せ馬の真ん中でしたが、最後まで我慢が効いた状態で馬也で伸びていました。キレという感じは受けませんでしたので、持続力を生かせるかどうか、かという印象です。しっかり走れる体勢は整っているように思います。

◆クランドゥイユ(牝)

坂井騎手騎乗予定。kingman産駒で今年デビューしたスターウェーブとプリティディーヴァは勝ち上がっています。２頭共に非常に追切でも好時計をマークしていました。
＜中間追切評価＞
7/5から乗り始めていて、本数は平均より少ないくらいです。
坂路で56秒台の安定した時計が３本あり、順調に負荷をかけています。
7/25 栗東CW 83.3-52.5-22.8-11.2
先週良い加速ラップを踏んだCW時計をマークしています。この産駒は追切でもしっかり動いてきます。ただ、既に勝ち上がった２頭と比べると見劣りします。とはいえ2F22.8というのは非常に優秀ですし、終いも11.2でキレのある動きを想像させます。最終追切に注目したいです。

＜最終追切評価＞
7/31 栗東坂路 53.4-38.9-25.8-13.0 終い強め
平凡な時計で締めくくりとなりました。格上相手に先着していますし、能力は高いと見ています。しかし、プリティーディーヴァと比べると時計は見劣りします。坂路で強く追っても時計が出ていないのは少し気になる点です。

◆シルバーレイク（牝）

川田騎手騎乗予定。半兄トーセンスターダム、半姉センテリュオがいてアドマイヤキラメキの晩年の仔になります。
＜中間追切評価＞
4/18~5/5に履歴があります。ここから恐らく放牧。
7/11からレースに向けて乗り始めて、平均より少ないくらいの本数を消化してきています。
7/14 栗東坂路 56.5-40.1-25.6-12.1
7/17 栗東CW  85.6-52.5-22.8-11.3
7/21 栗東坂路 55.9-40.0-25.2-12.2
7/24 栗東CW  87.1-55.1-23.0-11.1
本数は少ないですが、密度の濃い内容を消化してきています。全体時計は平凡なものが多いですが、終いの加速が目立つ内容です。牝馬らしいキレを想像させてくれる良い履歴です。CWでも坂路でも加速をしっかりできている所を見ると能力の高さが伺えます。

＜最終追切評価＞
7/31 栗東坂路 55.6-39.0-24.7-12.2 一杯追い
最終も似たような時計で締めくくりました。非常に安定した時計が並んでいて能力の高さが見て取れますし、終いの加速が非常に優秀で、坂路でもCWでも両方で時計をマークをしています。

◆ヴィータレヴィス（牡）

団野騎手騎乗予定。本数は平均的でCWですが、２本安定した時計をマークしてきています。7/24に23.0-11.5と2Fを持続した良いラップを踏めています。このメンバーの中では一番持続力がありそうな履歴です。
→最終追い切りは軽めとなりました。比較的平凡な時計が並んでいますが、CWの時計はかなり安定しています。侮れない一頭かなと思います。

◆スナークピカソ（牡）

本数は多めで全体時計も81秒台と82秒台が一本づつあります。ただし、終い11秒台がなく持続向きな内容です。
→最終追い切りは坂路で軽めの調整となりました。持続力がありそうで侮れない一頭かと思います。

【木曜日以降に出走が判明】

◆シンフォーエヴァー（牡）

失速ラップ気味ですが、坂路51秒台とCWで79秒台（馬場外目、馬也2頭合わせ外側）の全体時計をマークしています。動き自体も軽快で良い動きでした。先週逃げ切ったジャスパーディビネと同じ森厩舎で今回もスピードを生かした競馬で上位に食い込みそう。本数自体は少ないが失速ラップよりも全体時計の良さが目立ちます。

◆ダブルシルバー（牡）

失速気味ですがこちらも許容範囲。シンフォーエヴァーほどまでいかないですが、こちらも比較的速い全体時計をマークしています。7/18の82.3-51.4-22.8-11.5は優秀な時計です。ただし、ゴール前を強めに追って、馬場も内側を走っていますので、このくらい時計は出やすいです。

◆スカイテーラー（牝）

失速気味で大幅な減速が目立ちます。一本馬也でそこそこの時計がありますが、突出しているわけではないですし、本数もそこまで多くはありません。

◆ライブリブランコ（牡）

ほとんどが坂路での履歴です。突出した時計もありませんが、乗り始めのころに比べると時計の改善があります。このレースに向けてしっかり調整してきているように思います。

◆リュキア（牡）

失速ラップもあり、時計からは厳しいように感じる内容です。

◆ウラチャチャ（牡）

こちらも同じように時計からは厳しさを感じる内容です。

◆フェイトライン（牡）
6/27から乗り込んでいて本数も上々。全体時計で負荷をかけているタイミングで失速ラップなのは少し気になる点。キレ勝負には向かなさそうです。

◆レインボーギフト（牡）
履歴目立たず。

◆ウーバーストロング（牡）
履歴目立たず。本数も少なめ。

【中間追切から推奨馬】

◆シルバーレイク
全体時計が早いものがありませんが、終いの加速の本数から牝馬らしいキレを想像させてくれます。血統的にもここは注目の１頭となるでしょうし、人気もすると思いますが、しっかりここへ向けて調整されてきているように思います。

【最終追切から推奨馬】

◆シルバーレイク
3着内は固そうだなと思っています。まだ内目の馬場が綺麗な事を考えると、外枠から差し競馬になると届かない事もありそうですが、スタートさえしっかり決まれば上位の能力であることは間違いないと思っています。追い切りとしては中間追い切りから安定した終いのラップが高評価です。マイル戦ということもあり、追い切りからキレのあるマイラーっぽさはこの馬から一番感じます。本数も多く坂路でもCWでも、終いの速さからその裏付けがされているのではないでしょうか。他はキレというイメージよりも持続向きな内容が多かったように思います。そういった面でも新潟に合いそうだなという印象を受けています。

以上となります！
新馬戦はファクターが少ないため、レースの予測が難しいですよね。でも、追切内容からどのようなタイプの馬かを予想しておいて、レース場や展開と当てはめて考えるのはとても楽しいです。レースで好走しなくても、持続向きだとかキレがあるだとか予想が当たると嬉しいです。追切をしっかり確認しておくことでクラシックまでの成長曲線も意識できますし、自己流ではありますがレース内容と追切を比較してみていると、わかる事もたくさんあって楽しいです。
今週も最後まで閲覧ありがとうございました。
参考になれば幸いです！それでは！

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