私について。または、物質から離れて物質を愛でること。
こんにちは。添といいます。
日本在住、女性に分類される人間です。性別の意識が極めて薄いので、ノンバイナリーというスタンスですが(添も本名ではありません)、実のところ属性や名前はどうでもよいことで、生きることとは、ひたすら自分という謎に向かってゆくことであると考えています。
このnoteという場所で行っていることは、①散文や批評のようなものを書いたり、②写真や言葉を使った表現、③仕事としての活動紹介、などを中心とする個人的なものです。その行動原理は以下の通りになります。
①書くことの理由
その時々に気になっていることについて考察し、言語化することで、感情や思考を可視化するため。言葉として具象化すること=現象の認識、そのプロセスにおける抽象化=普遍的パターンの認識。要するに、認知の幅を広げ、感情や思考を解き放つという目的。また、思考のログが残ることで、自分の進歩、あるいは鈍化、停滞の具合を確認することが可能となること。
②感覚的表現について
同時に、言葉という道具では捕捉しきれないものの存在も非常に重要だと思っています。イメージを具現化すること。曖昧さ、潜在的なものの認識。謎の発見。または、合理性を無視すること。抗うこと。破壊。そのための主な表現手段は以下のものです。
〈写真〉
潜在的なものを直観的に捕捉するツール。すでに持っている認識から逸脱したものへの瞬発的な反応。エラー、謎、邂逅地点。およびそれらの確認。
〈詩のようなもの〉
単語や音という部品に解体した言葉で描く心象、言葉の絵画。内部からやってくる感動のログ。再生装置として。
もちろんこの他メディア(空間とか音とか映像とか)を使うこともありますし、複合的であることも多いです。
③仕事について
仕事とは、能力の利他的な行使によってお金という物質に還元するという社会的な運動ですが、それが効率よく良い形で成立する地点とは、あくまで個人的な運動の延長線上であると考えています。
なので、他者のために、思考し、表現すること(①+②)が、わたしにとっての理想的な仕事だと思っています。(勘違いでなければ)
というわけで、現在はクリエイティブ・ディレクター、および、コンサルタントという肩書きで個人事業主をやっています。
すべてのものにはパターンがあります。そして、どんなに似たパターンを形成するものにも、そこには必ず差異が存在します。差異を炙り出し、拡大することにより、個々の特性や魅力が引き出されるのです。
思考と感覚を働かせて、差異を最大化する具体的なクリエイションを提案すること。それがわたしの得意分野なのではないかと思っています。
以上が概要になります。
わたしが生きているあいだにやりたいと思っていることを端的に言うと、
「物質から離れて物質を愛でること」です。
わたしのすべての発信は、それが根底であり、また、それを深めてゆく過程の産物なのです。
物質から離れて物質を愛でよう。
そのためにも、時間と自分自身とを大切にすることに注力する必要性を強く感じている次第です。
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