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オーガニックって?有機って?世の中の野菜の実態。危ないのは農薬だけでない!?

ナチュラル・ハーモニー代表の河名秀郎さん、八ヶ岳セミナー第2回目。

テーマは

「オーガニックって?有機って?世の中の野菜の実態。危ないのは農薬だけでない!?」

というもの。

そう、危ないのは農薬だけではなく、むしろ肥料の方。

化学肥料はもちろんですが、中には有機肥料も安心とは言えないどころか、危険なものも山ほど。

でも、どの野菜も見た目は同じ野菜だから、なかなかそこに潜んでいる危険は見えない。

「硝酸性窒素(硝酸イオン)」

は、体の中にあるSODという酵素の働きを阻害する有害なもの。

SODが働かないと、活性酸素を除去できず、活性酸素とは細胞の老廃物であり、体内がサビたり、酸化したり、活性酸素が活発化すると病気や老化の原因となります。

この硝酸性窒素という視点で野菜を見た場合、もはや現代の野菜は、慣行栽培も有機野菜も似たり寄ったりであり、野菜を選ぶ常識が変わります。



WHOが発表する、硝酸性窒素の1日の許容量は、体重1kgにあたり、0.836mg。

50kg体重の方なら、1日に41.8mgとなります。

「41.8mg」



一般栽培のちんげん菜で12g
有機栽培の小松菜で26g(葉と茎で2,3枚)

ほど。たったの…。

それだけ現代野菜、、、というより、現代肥料は化学も有機も硝酸化窒素の害が大きい。

ところが、これが無肥料の自然栽培となると

小松菜は12.3kg。

つまり12,300gであり、実に有機栽培の小松菜の473倍の量となります。

まぁ、途方もない量なので、実際いくら食べても硝酸性窒素については心配がないというもの。



ただし、いくら自然栽培といえども、野菜そのものが硝酸性窒素を溜め込む性質の野菜があり、それがポパイが大好き

「ほうれん草」

です。

自然栽培でも、ほうれん草は、41.8mgの硝酸性窒素を摂取する目安は153gとなります。

確かに野菜の中でも鉄分やビタミン豊富、栄養たっぷりのほうれん草ですが、硝酸性窒素という視点で見ると食べすぎはリスクがつきまとうもの。

自然栽培だからと言って安心せず、ほどほどに。

もちろん、すべての有機栽培がこの基準とは言えませんが

「農薬を使ってない」

からと言って、安心ではなく

「どの肥料をどれくらい使っているのか?使っていないのか?」

も、野菜選びでは本当は知る必要があります。

そして何より、硝酸性窒素がどれくらい含まれているかも。

硝酸性窒素が多く含まれる野菜は、葉の緑が濃いそう。



緑が薄い野菜を選ぶのも1つのポイントかもしれません。

毎回毎回、生きる上で必要な学びの宝庫の河名さんの勉強会。

八ヶ岳は次回は、9月8日午後14時からキブツハウスにて。




是非ともお近くの人も遠方の人もお気軽にご参加ください。

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