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グロービスで行っている「ゆるいメンター探しプロジェクト」について

名古屋校2022期の勅使純雄(てしすみお)と申します。
web制作・システム、デジタルマーケティング関係の事業の責任者をしております。

今日は自分がグロービス名古屋校で行っているプロジェクトである「ゆるいメンター探しプロジェクト 」を紹介します。

ゆるいメンター探しプロジェクトとは

名古屋校の中で何か自分の課題に対して気軽に相談できる人(ゆるいメンター)を探す企画で、具体的には2週間に1回1時間程度名古屋校の同級生にオンラインでお話しいただいております。名古屋校にどんな同級生がいるか知ることで自分が困った時にその人たちのことが頭に思い浮かび相談するという流れです。毎回15名前後の人にご参加いただいております。

自分のゆるメンターを探す企画です。

なぜ、このプロジェクトを始めようと思ったか?

グロービス経営大学院の必修科目に「リーダーシップ開発と倫理・価値観(通称LEV)」という科目があります。これは様々なケースを鏡に自分の思考の傾向や価値観を知り、自分の志に気づき・育てる科目です。この講義の中でメンターについて話題に上がりましたが、多くの人が身近に相談相手があまりいない、メンターのような存在がいないと話していました。かくいう私も身近にメンターと呼べる人がいるわけではないのですが、

「お互い相談できる関係づくりができたら良いのではないか?」

となんとなく思った次第です。

私は2022年4月にグロービス経営大学院名古屋校に入学しましたが、同級生は20代後半から50代前半まで。仕事は製造業を中心に、医薬・医療関係や金融、エネルギー、自分が属するIT・デジタルなど様々な業種の人がいます。共通しているのは成長意欲が高く、仕事でも一流の成果を出している方が多いということです。講義やその後の懇親会、様々な交流の機会でそれを目の当たりにして

「同級生は実は仕事の第一線で活躍する人同士。このプロ同士がうまく交じり合えれば良い価値を生むのではないか?」

と思うようになりました。

困った時に気軽に相談できる関係づくり。お互いがゆるいメンターになる。

「志」や「人的ネットワーク」が学校のテーマの一つであるグロービス経営大学院。同期には成長意欲が高い一流のビジネスマンが集う。実は身近にメンター候補はたくさんいるのだけど、それに気づいていないのは自分たちだけではないか?同期の強みをアウトプットする場を作り、それを聞き同級生のことを知る・感じることによって何か困った時に聞ける関係を作る。これってちょっとニーズがあるのでは?…このプロジェクトを思い立ったきっかけです。

このプロジェクトのターゲットと内容について

このプロジェクトのターゲットはひとまずは名古屋校の2022年度本科生としております。その中でも大きい母集団としては年齢層30代前半〜中盤で会社の次期マネージャー・幹部候補と期待される人が多いように考えております。彼らは会社からプレイヤーとしての立場からマネージャーとしての役割を求められ始める頃ではないでしょうか。周囲の期待が変わる変化の時期、答えがない課題に対して誰に相談すべきか?迷うことも多いでしょう。そういった同期の個別の課題に対して、気軽に相談できる相手がいることを知るのが本プロジェクトの主な獲得目標としています。
会自体は自分が2週間に1回継続してやり続けられること。自分は持ち込み単位1教科なので助成金を得るには毎回3科目を受け続ける必要があります。大学院に入学している以上勉学の優先順位が最上位です。また、事業部門の責任者をしているため仕事もそれなりに多いです。こういった状況下で継続的にやり続けられることが必要です。
内容に関してはプレゼンテーター(ゆるいメンター候補)に30分お話しいただき30分質疑の時間をとっています。退出・途中参加自由です。内容の満足度は100点ではなく、80点程度を目指そうと思っています。腹八分くらいのほうが、その後ゆるメンターに直接コンタクトをとるきっかけになるのでは無いかと思っています。話しを聞いたことをきっかけに自発的に相談する。これが一つでも生まれることが私の目的でもあります。

プロジェクトを実施した現状の感想

今まで6回実施しました。

Day1 10/10 足立直樹さん 新規事業への挑戦とマネージメント
Day2 10/24 稲生篤彦さん 飽くなき挑戦
Day3 11/7 長谷川諒さん 学びのアウトプットへの挑戦
Day4 11/28 伊藤貴典さん 自身のキャリアへの危機感
Day5 12/5 伊藤佳苗さん 「自己認識」が変わると「行動」が変わり、「行動」が変わると「成長」につながる。
Day6 12/19 矢田寿範さん 1on1で変わる仕事の仕方
実際の様子はこちらから御覧ください。(グロービス本科生限定公開

自分個人としても良いお話をたくさん聞けました。普段グロービスの授業やラウンジ、飲み会では見えないその人の半生やこだわり、価値観や仕事面での筋力など…たくさんのことを知れて同期へのリスペクトがさらに強くなりました。
仕事をしながらグロービスに通う、学ぶ。それはなかなか大変なことです。なぜ、そこまでしてそこに時間を使うのか?それは、過去辛い体験があり、その辛さを成仏させるくらいもっと成長したいという渇望感、変わりたいという変化…進化への本能が同期みんなに共通してあるのでは?そんなことを強く思いました。

このプロジェクトの参加者にも良い刺激が提供できているようでした。ポジティブな感想もたくさん頂けてぜひ、仕事やプライベートで困った時、WorkPlaceのちょっとしたやりとりでも良いのでやり取りできる関係が少しでもできたらと思います。

グロービスで言う「人的ネットワーク」。自分は自身の仕事やキャリアで生かせなければ無意味だと考えます。お互いの強みを活かし弱みを補える関係を作り、お互いの仕事やキャリアを支え合う相互依存の関係づくり。グロービスに入ってあらためてそんなことがやりたいのかなと思い始めました。振り返れば、高校時代からそんなことをやっていた気もしますが、ここ10年くらいそんな気持ちを忘れかけていたような気もします。
最後にどうなるか分かりませんが、年明けから同期の仕事をもっと知れる企画もやっていきたいと考えております。「ゆるいメンター探しプロジェクト 」は2年終わりまで続けつつ、人的ネットワークに関わる企画を企てたく思います。

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