幸福の3つの要素:ほったらかし投資を読んで心に残ったこと

本書は何度も改訂、改良を重ねられ、時代に合わせてアップデートしている点と、読みやすさが人気の書籍。

投資初心者でも気軽に「あ、ニーサ始めてみようかな」「iDeCoも併用してみよう」という気になる。

方法はシンプルなインデックス投資で、読んでいる側も迷いにくい作りになっている。


本書の最後には、投資の偉人が3人紹介されている。

  1. バンガードを創業したボーグル氏

  2. ウォーレン・バフェット氏

  3. チャールズ・シュワブ氏

ボーグル氏の著書『波乱の時代の幸福論』の中に取り上げられている幸福の三つの要素について語られていた。

①自主性 自分の人生を自分で決められること
②関係性 家族や友人など親しい人たちと良い関係でいられること
③能力を生かす 与えられた才能や、自分で獲得した能力を活かし、学びたいと考え、学ぶ努力を続け、人の役に立つこと。

これについて、著者である山崎氏は「私なりに言い換えると」と前置きし、こんな言葉で書いている。

①自己決定
②自分が人から承認され、自分も人に良いことをしているという相互性
③自分はプラスに変化しているという成長の実感

また、章末のほうでは
「投資にできるだけ時間をかけない、投資でストレスを持たない、人生を大いに楽しむ」
ということも語られている。

投資を始めるにあたって、心構えというか、人生の基準のような指標も与えてくれる良書であった。

おかげさまで、新ニーサ開始前に、投資を始めようという気構えが整った。

子宮腺筋症という激痛難病と不妊治療をしながら女性のための占いやメンタルトレーニングを教える活動をしてます。「自分の軸」を整えると、パートナーともうまく行きやすくなり、子育てや人間関係もうまく行きやすくなり、やがて世界平和に繋がるとおもうのです。サポート費は今後の活動に役立てます!