ミノ村プロジェクト村探し班プレゼン内容

1月15日におこなわれましたミノ村プロジェクト決起集会において、村探し班リーダーとして、村人の皆さんを前にプレゼンをさせていただきました。

これをきっかけに、一気に村探しを進めていきたいのですが、せっかく500人を超える人が集まるプロジェクトで、意見をもっと広く集めたいので、FiNANCiEになかなかログインしていない人もいらっしゃると思うので、関心を持ってもらうきっかけになればと、noteにまとめさせていただきました。また、これを見ることで、ミノ村プロジェクト面白そう!って思ってくれる人が一人でも村人として参加してくれたらうれしいです。

当日のプレゼンで利用されたパワポは、FiNANCiE上でつくってくれる人を募集して、手を挙げてくれたまっちゃんさんとだいきさんが僕の投げたイメージを形にしてくれました。雑なお願いをしっかりと形にしてくれたお二人、ありがとうございました。

下記が、プレゼンに向けた台本の全文・パワポです。ぜひ、一緒にミノ村プロジェクトの未来を考えてください。

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村作り班のプレゼンをします。

よろしくお願いいたします。

このプロジェクトが前に進むためのアイディアを考えてきました。


ミノ村プロジェクトを伊豆で始めるというものです。


これは僕からの提案ですが、これから僕たちみんなで考えたいので、聞きながら、みなさんがどう思うのか、一緒に考えてください、お願いいたします。

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最初に簡単に自己紹介を。

普段オーダーメイドの住宅を売る営業をしているので、不動産にも多少知識があるので、役に立てるかなと、村作り班のリーダーをしています。

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ここまでの経緯をふまえながら、話をさせてもらいます。去年の11月にリーダーになると、すぐに、カンボジアに飛んでっちゃったまるちゃんから連絡があって、一緒に土地をみにいきたいと言われました。


たぶん、この人は土地を見るんじゃなくて僕を値踏みするのが目的かなと思ったんですけど、とりあえず二人で、埼玉県の飯能市に行くことにしました。


飯能市は都内からのアクセスもよくて、名栗川という川が流れる緑豊かな土地です。

このプロジェクトにはぴったりと思い選びました。


はじめ、僕は、土地は買うべきだと思っていたんです。

箕輪さんはあたらしい経済のYouTube撮影のとき、土地を買うなんて勿体ない、貸してもらえばいいって仰ってました。


ただ、僕は結構今回のプロジェクトで自治体にメールしたり、不動産屋さんに会いましたが、仮に箕輪さんは知っていても、このプロジェクトは知名度も実績もないわけで、入り口として結構しんどいなと思いました。


知らない土地の人間がいきなり畑やったりパーティーするには、この知名度と実績のない今じゃないと思ってました。


そこで当日は500坪以上で、回りに緑がありそうな売っている土地をピックアップして、まるちゃんと車でまわりました。


まず一点目。

この中で、500坪って聞いて、どれくらいの広さか想像できる人いますか?


あんまわからないですよね。

大体、都内の3LDKの一戸建ての家建てるとき必要な土地が30坪です。つまり、500坪は家15件分。


15件分の広さがあったら、メチャクチャ広いですよね?

バーベキューしようがテントで泊まろうが、畑やろうが、アートワークやろうが全く問題ないと思いました。


ところが、畑のあるような地域だと、なんでも大きいので、500坪じゃせまく感じます。すぐ庭先でバーベキューやられたら、おとなりさんからクレームがくるな、と思いました。


あとは、みなさんは今、結構村作りをするのが流行ってるって知ってますか?


ネットで調べてもらうと、結構いろんな村作りのプロジェクトがあるんですね。

その中で、僕たちの立ち位置は、圧倒的にチャラい。


まず村長が自分が旗印で、やるのはみんなだよというスタンスですよね。チャラい。


次に僕たちの大多数は別に村に住みたいわけでもない。

どっちかっていうと週末に遊び場がほしいっていう感覚の人が多い。

エンタメ重視な訳です。チャラい。


そんなプロジェクトで、寒いところに村つくって、雪かきしないと!とか、水道凍っちゃうから対策を!とか、山の斜面の家で傾いた!とかなっても、ネタにはなるけど、毎週通って直したい人はいないと思って、村は安全で管理しやすい場所であるべきと思いました。


ここまで大丈夫ですか?

ありがとうございます。


こうやって二人で飯能に行ったことで、土地の条件がなんとなく見えたんですけど、こりゃ前途多難だなと、結構凹んで帰りました。

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でもすぐに次の土地見学を組みました。伊豆です。


伊豆は温暖だし、東京から旅行でいくから馴染みもあっていいなと。

旅行などでいったことありますか?


一緒に回ってくれる人をフィナンシェで募って、ツアーでいきました。

一緒に行ってくれたのは、まるちゃんと、そこにいる、ずっきーと、渚さんです。

伊豆でぶち当たった問題は、広さとコストのバランスです。


伊豆は、みなさんご存じの通り、別荘地ですから、広い土地や、人里離れた土地を確保しやすいのでは、と思って行ったんです。


でも、別荘地でも狭いんです。

別荘って大体景色がいいところにあるんで、斜面なんです。なので駐車場や、トマト畑つくる場所が全然確保できない。


更に、伊豆は東京からも離れて、結構土地の単価は下がってるんですけど、それでも買うにはまだまだお金が足りない。


ちょっと、この辺でやばいなーと思い出しました。

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そんな中でも、自分が「こんな土地どうかなー」と発信したのが、静岡の西のほう、おくしずと呼ばれるエリアの土地で、なんと渚さんが一人で見に行ってくれました。

奥静岡までいくと、更に土地の単価が下がるので、だいぶ環境はよかったみたいです。

周りの景色も抜群によくて。


ただ、やっぱり民家が近くて、そこで今後みんながあれこれやりたいアイディアが出せるかというと、なんか、違うよねっていう話になりました。


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ここまで一旦まとめます。


アクセスがよくて、みんなで村っぽい楽しいことができて、車で乗り付けられて、家があるから水道電気が通ってて、みんなで泊まれる土地を探そうとすると、関東じゃ無理だなと。


圧倒的にお金が足りないし、いきなり高額なお金かけて、盛り上がらなかったらどうしようもない、もっと面白いやり方が見つかったらおしまいだなと思ったんです。

そこでもう一回、このプロジェクトってなんだろなーって考え直しました。


僕たちのフィナンシェのプロフィール、他の人のも読みましたか?

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地域創成に関わりたい、新しいコミュニティの可能性を知りたいと、このプロジェクトに社会的意義を求めている人もいれば、サウナ!川!バーベキュー!フェスやろー!と完全にエンタメ路線の人もいるんですよね。


そうなったら、目的が違う僕たちが、好き勝手にどんどん村を拡張する、拡大解釈できるぽっかり広い余地が必要だと思いました。


それと同時に、知らない土地に入っていくので、その土地の人間関係やルールを教えてくれて、僕たちが楽しめるよう導いてくれる人がほしいなと思いました。


そこで、前に仕事で知り合って仲良くなった元々林業、木を切って山の管理をしてる森さんという人を思い出して、連絡したんです。


森さんは、東京出身なのに思い立って伊豆の林業会社に入った人で、今でも山の管理も個人的に任されていますし、山の所有者だけでなく、伊豆の行政、不動産屋さん、地域の方々と僕たちをつないでくれる、まさに求めていた人でした。

そこで、今回の提案を一緒に協力してくれることになりました。

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それでは、ここから少し聞いてください。


まず、一つのまとまった土地を所有することをやめました。


一つのまとまった土地を買うのは、とても高い金額になるか、家も電気も水道もない本当にただの山です。


水道も電気もないところから、スタートを切るのも、狭いところでなにもできないところからスタートを切るのも、楽しく参加できる人がどれだけいるのかなと、疑問です。


だったら、遊ぶところと、最後に泊まったりする拠点を、分けてしまおうと考えたんです。


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僕たちは、古民家つきのそこまで広くない土地を、おそらく賃貸で手に入れます。


そこに車や荷物を置いて、最後は泊まったりもできる拠点になります。


あとは、僕たちが自由に「伊豆でこういうことしたい」を形にします。


僕たちで、フィナンシェでもTwitterでも仲間を募って、伊豆を拠点に思い思いの時間を過ごせます。


初年度の固定費は拠点の賃料だけなので、一年経過したら僕たちでフィードバックをして、もっと伊豆を深掘りする、全国にこのモデルで展開する、撤退して全く新しいやり方をはじめる、という選択肢が残ります。


まずは今年、僕たちで「ミノ村」という一つの形を実験的にもスタートさせたいんです。

既に、今年の春先から、森さんと始められることがあります。

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みなさんは木を切ったことありますか?

最後にバキバキって木が倒れる瞬間ってメチャクチャ気持ちいいです。

これを森さんにインストラクターをしてもらって、やります。

最初は、間バツといって、木を間引くための伐採をして、そのあとにその木をつかって木道をつくったりします。

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他にも、罠をしかけて、イノシシなどの動物を狩して、ジビエにしたりもできますし、

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放置されているミカン畑をみんなで順番でお世話をして「ミノ村ミカン」として食べたり、全国の仲間に配ったり、売ったりできます。


これらは、あれた山の管理になったり、畑をあらす動物を減らすお手伝いなったり、ほったらかしでさびしい畑を蘇らせたりと、立派な地域貢献になります。


僕たちは、ただなんとなくやったことないことやってみよう、という興味本位の一歩ですけど、たくさんの人が代わる代わる遊びに来たら、僕たちのエンタメが、地域に役立てる一つの例になります。


ただ、疲れるの嫌だし、虫も嫌いだから、山に入ったりはいやだ、という人もいるとおもいますので、そんな人は

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この間のサイハテ村で僕たちが体験したように、BBQやキャンプファイヤー、いろんなワークショップをしたりと、僕たちが楽しいと思えることを、やればいいんです。

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僕は、この夏には当たり前にこれを稼働させて、僕たちが切った木でキャンプファイヤーして、ジビエのBBQ食べながら、お酒を飲みまくるミノ村フェスをやりたいと、動いています。


既に、1/28日に伊豆で森さんと現地視察、同じく近々不動産屋さんとのミーティングも予定しています。


またこれも参加者を募りますので、みんなで見に行きたいです。


そして、そこでまとめた話をもって、2月にこの案が承認してもらえるかのアンケートをとって、拠点の古民家の契約を済ませ、3月には農作業でも林業体験でも、古民家を直すワークショップでもして、そこでパーティーをしたいなと思っています。


なので、こうしたらもっとよくなるなどの意見があれば、この後でもどんどんぶつけてください。


ただ「こんな土地があったよ」、「みんなでなにしようね」とふわっとした期間はおしまいです、3月には一緒にミノ村に遊びにいきましょう!

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以上、ご清聴ありがとうございます!!


以上が当日のプレゼンになります。いかがでしょうか。

自分にはこんなアイディアがある、このアイディアはこういったリスクがあるのではないか、といったご意見、お待ちしております!

先住村人も、新規村人も今すぐFiNANCiEにアクセス!!


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