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劇場版 少女☆歌劇レヴュースタァライト 感想雑記 #2

どうも、本日も舞台の上からお送りしております。
先日衝動のままに劇場版少女☆歌劇レヴュースタァライトの感想を書きました。

https://note.com/tenirischu/n/n23c2f098e06a

冷静になって読み返したら誤字脱字祭りで笑ったんですが、こういうのって勢いが大事かな?と思ったので致命的なところしか修正していません。
(致命的なミスあるの問題では?)
ついでにここでお詫びですが、前回舞台版の方で三浦香さんが演出って書いてしまったのですがスタァライトでは脚本担当でした。
他作品だと演出もされているので混ざってました……公開して即気付いたのでサイレント修正しています。もし見てた方いたらすみません、、修行して出直してきます。
あとボロボロ記憶違い多発してたんですけどまあキャパオーバーするよね!ってことでそのままにしておきます。
スタァライト、元々ぬるま湯に浸かってた程度だったのに一気に沈みこんでしまったのもいい思い出かなって(は?)

このときは華恋とひかりのお話が全然出来なかったという残念感だったので、改めてその話をメインに、、この2人こそお話の核なのに……って感じなんですが、九九組のみなさんの輝きが強すぎたから初回は映画の途中で処理落ちしたということで許してください。
2回目観るにあたってアニメとロロロもざっくり復習した……かったんですけどちょっと無理でしたーー無理や、時間足りん……
3回目行く前にはきちんと見てから臨みたいです。

……って書くじゃん。普通に見たすぎて耐えられなくて有給取って3回目も見てきました。キンプリぶりに足を運んだチネチッタ、最高だった。

流石に週末なのでアニメとロロロこれから見返します、、、たぶん、

ここから先はネタバレ飛ばしていきます。
万が一の場合は後生なのでぜひアニメ→ロロロ→劇場版の順番で見てください。
労力半端ないけどその方が100倍楽しいし地獄なので、、ついでに上映期間延ばして私にもっとスタァライトさせてください。
(めちゃくちゃ面白いんですけど前回感想まとめてからネット上の色んな人の感想考察読むぞ~~って思ってたのに、まだ自分の中で咀嚼しきれてないせいで読みたいのに全然読めてない矛盾めいたパラドックス状態になっています。ふわっと薄目で見てます。多分あと何回か行けばわーーーーーーーって読めるし早く読みたい……これが解釈に苦しむオタクです)


ちなみに2回目見た日、早朝から元気にスタァライトキメてきたんですけど、終わってスマホ見たら以前から絶賛布教中の友人から
「やっとロロロ見た」
「これで待たされてたのひどい」
「ばなな」
……などのメッセージが入っててニッコリしました。
あーあ、泣いちゃった。


0. 2回目見たよ、九九組感想ダイジェスト(3回目も行っちゃった)

序盤、思ったより展開早かったんだなってなりました、初見じゃないからなのもあるけど……
それぞれはもうちょっと見た上で整理したいので箇条書きでメモりたいことさらっと書きます。

・序盤の駆け抜けるキリンがオタクの鏡写しすぎる
・純那ちゃんも大場ななさんも最終進路は元々の面談に無かった!!!ありがとう狩りのレヴュー
・新国立の見学、配置がやっと分かったので嬉しい!やっぱ志望者で固まるよなあ(国立入団組、純クロ、ばなな華恋、香子)
 キリンの呼び出しがかかってからのシーンでばななと華恋が消えているのが他のオーディション参加者との差?って思った
・劇団節季
・華劇、寮にも置いてあったよ
・皆殺しのレヴュー、ばななが後から受け取った刀は長かったので輪、やっと2本揃って輪舞になるのでここから再演スタート的な?
・狩りのレヴューで純那が使う方の刀は舞、ばななが使うのは輪なので結局再演に囚われてるばななと殻をぶち破って舞台に立てた純那ちゃん?
・忘れてたセクシー本堂
・香子→双葉の独占欲、他の女?知らんわ
・わがままハイウェイの背景のデコトラの文字の光り方
・あとデコトラ心中の清水舞台飛び降り、やっぱ香子の方だけだった(は~~この女は)
・ここが別れの一本道、違う道に行くのにずっと一緒だったからこそ口上最後が揃うの解釈の一致
・ひかりの再生する演出が神とかいうてたけど競演はメダルをかけて貰うだけだった、流石に前の感想に訂正入れました、出直してきます。
ここのくだりは真矢ちゃんの空の魂をクロちゃんがぶっ壊した後に再生したとこですね……ということでなおのこと真矢ちゃん未来のトップスタァ説に期待が持てるよ
・強く、愛しく、美しく!
・からのミスターホワイトの首
・ちょこっと見えた真矢クロの公演名、上にヅカのサブタイ的なあれがついてた(詳細は見れてない
・皆殺しのレヴュー、最初の一手でどう動けたかがもうちょっとよく見たい、純那ちゃんが動揺して受身取るしかないのは分かった、初手の対応で精神の強さ分かれてる気がした
・みんなしんで生まれ変わる……んだけど今回で明確に(というか物理的に)再生シーンがあるのは華恋、真矢、クロあたり?真矢クロの再生がどっちもかっこよくて好き。ただ他のみんなも基本レヴューの中で再生はしてると思ってて(精神的に)、ひかりはまひるから星をもらったところ、ふたかおはレヴューラストのやりとり、純那ちゃんは自分の言葉で刀を握ったところ、ばななはレヴューのラストで?
 まひるちゃんだけ終始変わらずで分からないんだけど、もう再生した上で舞台にいたから一度星を落としたひかりにもう一度星をあげられた?
・真矢のポジションゼロ(※封じられる)のとき表情しんでて、ああ、しんでるんだな……になった
・↑があるから余計にその後の「アンタ今までで一番かわいい」「私はいつだってかわいい」が良…………になってしまった
・まひるちゃんちゃんと演技なの分かった、怖いところを除いてずっと可愛い、でもエレベーターはやっぱり怖いよ……
・新国立の公演期間が思ったよりも短い、2−3週間くらい?
・ワイルドスクリーンバロック皆殺しのレヴューの後のしんでる……の確認シーン、流血あったけどほぼブーツが血溜まりになってただけだった
・殺してみせろよ、大場なな!!!
・大場ななさんの精神がやたら不安定なのってなんでだ?純那ちゃんへの執着?(こんな変わり方してたっけ、もうアニメの記憶がないだけかも)
・最後まで眼鏡を落とさない純那ちゃんの情報を見ていて実際見返したら落としたのに次のシーンではかけてた、アイデンティティ
・皆殺しのレヴューで大場ななさん再生賛美曲と同じアングルで無表情になるのやめて救いはないのかよ(観客にとっての)
 ついでに狩りのレヴューも引きで同じような感じのとこあるよね、勘弁してください
・「This is 掃除当番表」

1. 華恋とひかり - 約束

冒頭華恋が負けるところから。
ここの時系列がよく分からないのでアニメ見直して出直してきます、、
ひかりちゃんがこのあと退学してることは分かるんですけど、じゃああのレヴューは何なんだ。
ひかりから華恋へのメッセージ(私たちはもう舞台の上)も映ったタイミングで受けとったっぽいけどどういう意図でこのタイミングで送ってきたんだ……分からない神楽ひかり……

冒頭の学園生活での華恋、心の底から笑ってる瞬間がひとつもなくて泣いちゃった、、作りものの笑顔が張り付いてるみたいな。
演技実習?のときも拍手を浴びるほど、後輩の心も震わすほどの演技なのに本人がそれが何なのか、必死にやってはいるけれども分かっていないのがしんどい。
あと新国立見学前夜もみんなが揉めている中部屋に引きこもってたし、移動中もななと話してはいるけど心ここにあらずなんだろうな。
華恋は他のみんなと違ってスタァライト以外の舞台を見失ってるから、レヴューの舞台への向かい方?も1人だけ違うのかな(多分大場ななさんは再演し続けた者としての役割として華恋に行き先を示して、自分も含めて次に向かうための皆殺しのレヴューもやったというかやらなきゃいけなかったんだろうな、知らんけど)


とても今更ですがポジションゼロ、キラメキそのもの(舞台少女にとっての呪いも、救いも、含めてすべて)であり、再生産される華恋の棺だったり(棺って言っていいか分からないけど、死からの再生かなって思ったので)あとは椅子にされてたり(重なりあってるのにレヴュー後の5人が座って通過するシーンあるけどあれってこれまで積み重ねてきた舞台少女の亡骸では?って勝手に思ってる)、あと大場ななさんの独白の中の「繰り返しの中に……」のところ、無数のポジションゼロが並んでてこれ永遠の再演だ……にもなった。
結局なんなんですか。
とか色々考えてみるし、最初から情報量多いのでえ~~どうなっちゃうの~~!?!?って思ってたらハァハァしながらキリンが走ってくるから序盤の記憶やっぱここで無くなってるのね、許さない、何やねんキリン……(でもあまりに観客の鏡映しすぎる)

華恋引っ込み思案なの何回見ても新鮮にびっくりする……のと同時にその後の学生時代の様子を見ていたら観客の想像以上に色んなことを考えられる子でもあるんだなと実感。勝手に「主人公らしい」主人公だなと思っていたけどそうじゃないんだよね、、

幼少期といえばキラミラ、普通の女の子の華恋を強調してくれるアイテムでよくできてるな〜って思いました。小学校低学年くらいまでってなんかみんなやってるから、派閥はあれどもああいうのになんとなくハマるじゃん(否定ではなく)、っていうのがよく出ていていいなって思った。おばさんにカードおねだりしてたのとか。
あとあの年齢で自発的に何かするのってきっと難しくて、大人から見るとこの年齢でやっていることが凄いと思うことも理解できなかったりとかとか、この頃の華恋がよく言っていた「わかんない」にその幼さが詰まってていいですね……
ひかりちゃんは多分劇団に入ったの親発信だと思うんだけど(あの「ごきげんよう」の挨拶とか、ああやったら大人が喜ぶって思ってやっている感じが出ていて、、子役のこと知らないんだけど、マセてるよね)
ひかりちゃんの両親って何やってるんだろ、、、海外に引っ越すくらいだし割と良い家なんだろうな(家庭環境は知らない、まあ整理整頓のできなさとかで歪な処とかあるのかなって、詮索はやめよ)
で、一方の華恋の両親って普通に普通なんだけど、一番実現が難しい「普通」を地でいってて凄くないですか、、娘のやりたいことをやらせてあげて、強制することもなく。。(あと色んな姿の華恋が見たいんじゃないの、に対してうん!って返すお母さん可愛すぎる)
後からひかりの独白で分かる舞台を降りようとしたこと(あの年齢でその思考に至るのも大人びてるよね)、それを止めた華恋との約束、もとい運命が2人のことを13年くらい?ずっと縛り続けるのね、あの日ひかりが「もっとおもしろいことしってるよ、うたもダンスもおしばいも」って誘わなきゃ、華恋を後押ししなきゃ2人ともこんなに苦しまなかったし歓びを知ることもなかった、、罪深い(分かります)
思考停止メモなんだけど幼稚園でのカスタネットタイム超かわいい、でもってあれをきっかけに華恋の世界が広がったって演出がが良……

劇団アネモネ、どういう立ち位置なのか分からない(当方偏りのある舞台オタクのため)んですけど、ずっとやってきた子役たちの中で主役を掴み取る力のある華恋、スタァの原石……
舞台の中で「ノンノンだよ」って言っててびっくりしたんだけど、あれって本人発で台本に取り込まれたのか、あの役を演じてから口癖になったのかどっちなんだろう、明らかになってるんでしょうか(個人的には後者だと嬉しい)
家での打ち上げで初めて自覚したひかりに向き合う怖さ、意識し始めた進路のこと、「ひかりちゃんもスタァライト〜〜(うろ覚え)」のひとことが書けなかったこと、あのタイミングで華恋が感じた不安の全てを、役を演じる自分が「心配なんてノンノンだよ」って素の自分に伝えてあげて……みたいなのだと嬉しいので後者がいいです。
ここまで妄想です。
あと本当にお仕事が丁寧で好きなんだけど、華恋の母もおばさんも年取った感が出てて、あの……すげ〜〜〜〜(語彙力)
華恋ママのお仕事知らんけど、娘も大きくなったし娘のためにお仕事再開したのかなとか、、(中学の家のシーンでお父さんは娘をスタァにするためにお仕事頑張ってる、なんて言ってたけどママもだよ)
劇団もバレエもボイトレも(あとなんかもう少しやってたよね)、全部やってたら凄いお金かかるよね、こういう細かいところにリアリティあるのがとても好きです……

中学生華恋、もうほぼ今の華恋(表向きは)だな〜〜〜〜!!
某ドーナツチェーンを出るときの華恋のトレー返却するあのワンシーン好きなんだけど分かりますか?私は分かります。
あそこのシーンは華恋は将来考えてて凄いなあっていうみんなと、唯一「愛城も不安とかあるんじゃないかな」って言ったクラスメイトの男子のやりとりがもう至高なんですけど、、あとその間に挟まる華恋の不安(ひかりちゃんの今を知りたいけど知りたくない気持ち)のがね〜〜〜〜は〜〜〜〜〜
「私志望校も決まってないよ」って言ってた友達の積み上げてたコーヒーフレッシュ(シルエットがスタァライトの塔にも見える)のが崩れるのと、東京タワーもとい約束タワーの置物が床に落ちるのとか、この先の未来(登って、落ちて、再生産)を暗示しているような気がしてます。勝手に。

ちなみに都会(というか関東?)ではコーヒーフレッシュのことコーヒーフレッシュって言わないらしいですよ。私は抜けないんで一生コーヒーフレッシュって言います。

2. 華恋とひかり - 運命

まひるとのレヴューを終えて華恋の元に向かうひかりにキリンが「役作りの最中です」っていうとこ好き、というかここでキリンがひかりにトマトを渡して(ここだよね?)、最後全てを終えた後にひかりから華恋にトマトを渡すのがスキ……
キリンが燃えるの、自分はどうなってもいいので最高の舞台を見たいっていう観客のエゴが出ているのが良……
私はキリンなんだ、、、

そのあと華恋が一回ひかりの元に辿り着くところ、既に再生してるひかりとまだ再生できない華恋の構図が良くて(勝手に思っているやつ)、舞台への恐怖とか普通舞台人ならみんな感じることを華恋がここで「こんなに……だっけ?」って気付くの、ただただひかりちゃんしか見えてない状態で沢山努力して色んな舞台に上がってきた、なんなら主役だって射止めてきたところに愛城華恋の普通じゃなさがやっと垣間見えて。スタァになるべくしてなる子だって思える瞬間がここだな〜〜〜〜〜って思った、輝きを失ってるところだけど、、

華恋の舞台少女としての死を看取ったひかり、最初割に冷静なの「???」ってなってしまったんだけど、後からじわじわくるやつだ、、
その後の生まれ変わってって送り出すために突き落とすところ、、
今まで華恋に救われてきたひかりが今度は華恋を救おうとするのがね……

ここ書いてて気付いたんですけど、真矢クロまでで大分カロリーやばくてかれひかレヴュー、消化不良なことに気付きました。
そろそろ記憶なくさずに見たい。

3. 華恋とひかり - スーパースタァスペクタクル

華恋の復活!!!!
過去の全てを燃やして、燃料にして生まれ変わる、残酷で綺麗な映像がグッときますね。
私はドーナツチェーンが燃えたのちょっと悲しくなった(悲しむな)
再生のための燃料として最後に使われるひかりからの手紙、もうこんなん華恋生まれ変わったら強くなるに決まってるやんけ!!!!!!!
その後の舞台に戻るところは、あれってマッドマックス的なやつですか?マッドマックス見てはいないんですが……とりあえず脳汁ドバドバ出るタイプな映像体験だなって毎回思ってる。

華恋が名実ともに復活するところ、今までだとあの変身バンク(超好き)入るんだけど、もう全て整って完成した状態で来るのがクライマックス感ある(実際そう)
あとお決まりの演出をしないことが舞台少女の理を崩してるようにも取れて華恋……

この後は口上とか光看板とかライトとかもう色々演出ガーーーーーーーーって押し寄せてくるからこっちもうおおおおおおおって受け止めなきゃで、ライブ感で見てしまうので感想らしい感想ないんですけど。
あの照明、観客として浴びたいよね、、、舞台版ってどうやってアレやってるんだろう、、
ちなみに今私は月末の#3に備えて初めから履修するべく#1のrevivalが届くのを待っています。届いたら過去分全部揃うので一気に見ます。アニメだと結構ド派手に出来るけど箱のサイズとか考えてあれをどう舞台に落とし込んでるんだろ〜〜〜〜〜凄い楽しみです。

4. 私たちはもう舞台の上

最初のひかりちゃんがスタァライトの塔を「今こそ降りるとき」って破壊するのの対比で、華恋とひかりの最後の戦いで約束タワーが崩れるのが美しいね……眩しいな……
特大ポジションゼロ獲得、新生華恋じゃないとできない、、それを受けてひかりちゃんが華恋への依存から完全に解放されるために自分でマントの紐を切るの、2人が再生する物語として美しすぎでは??
(その前に2人の運命のチケットならぬ髪飾りが落ちてるのも解放された感あって最高)

———————ここから妄想—————————-
2人は共依存が前提で、華恋はレヴューの中で再生する瞬間に一気に断ち切って、ひかりは他のみんなとのやりとりも通して(なんならアニメから地続き)ゆっくりと抜け出して、って2人の正反対な感じがいいですね
———————ここまで妄想—————————-

あとここらへんのやりとりで初めて「ひかりちゃん」→「ひかり」呼びになるの、やっと2人の関係が本当の意味で対等になったのが、、13年待ったよ、、、

他の舞台少女のみんなも再演が完全に終わった、終えた、っていう意味でマントを自分から空に飛ばすのいい終わりだ〜〜〜〜〜〜〜
苦しいのに爽やかなんだよ、、、スタァライトしました、、


そう、私たちはもう舞台の上、次の舞台の上です。


でも終演後、満足したはずなのにまた来ようって思って劇場を後にします。
だって私たちは強欲で傲慢な観客だから、、


5. 最後に

謎にポエムを読むほど体がスタァライトを求めているので明日は特別映像付き上映に行ってきます。
こんなに沼るはずじゃなかったのに。
対戦よろしくお願いします。

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