死ぬほど読めて忘れない高速読書 上岡正明
毎日本を読む10/18
死ぬほど読めて忘れない高速読書
上岡正明
高速読書と連読のススメ
まず、この本でいう「高速読書」と「速読術」は別物です。
「高速読書」とは、短時間で多くの本を読み、その内容を効率的に理解する方法を指します。
もう少し詳しく説明すると、
1冊を30分。
15分・10分・5分で三回読みます。
想定は200ページ、1ページ5秒だそうです。
つまり300ページなら25分ということになります。
読む手順
タイトル
↓
カバーと帯をチェック
↓
前そで(折り返し)
↓
プロフィールをチェック
1回目は文字を振り返らない
・目次とあとがきは読まない
・イラストや図表は外す
テクニック1 漢字だけリーディング(漢字だけ追い内容を把握)
テクニック2 つまり読み(頭の中で「つまり?」と問いかけながら読む)
テクニック3 ドッグイヤー(はしっこを折る)
2回目はドッグイヤー中心に読む
・ドッグイヤーの前後だけにすることで、さらに重要な箇所に集中して読み込む
・冷静に分析することのできる青色で、感情的にメモ書きを入れることで記憶定着を狙う
・つまりトリガータグを刻むということ
なるほどなっとく。同意。
最終的に販売を想定している本にこれは出来ないなぁ・・・。
3回目はアウトプットリーディング
紙にエッセンスを抜き出して箇条書きし、それに基づいた行動に落とし込む。同時に読書と人生を結びつける。
実際のことと結んだ事実はさらに記憶定着を強くする。
そりゃ覚えるわけだ。
なるほどなっとく。
手書きが嫌いなんだよな・・・。
速読術としてとても有効だと思う反面、私はどうしても手書きすることやメモ帳を持ち歩くことがイヤ。大嫌い。
ドッグイヤーもできないからここは付箋的な棒を挟むことになるだろう。
手書きの部分はNotionへのアプトプットでなんとかしてみよう。
人生を変える力がある読書
何度かお伝えしている、藤原和博さんの「本を読む人だけが手にするもの」でも多読を推奨されています。
『他人の脳のかけら』を自分の脳につなげる
「読書で人生の鳥瞰図を獲得する」
「量質転化の300冊」
これらをキーワードにして、読書を進めて123日目。
新たに本書で新しい本の読み方を体得したいと思っていて、ワクワクしています。
私自身、毎日読書を続ける中で強く感じているのは、同じジャンルの本を連続して読むことが、その分野に精通するための最短ルートだということです。まさに「連読のススメ」と言えます。本書でも「連続で7冊読むと、その分野の知識が深まる」と紹介されており、入門編2冊、中級編3冊、上級専門編2冊の組み合わせが推奨されています。
私の経験では、あえて異なる著者の本を選ぶことで、重複する情報は本当に重要な基礎知識であると実感します。そして、連読を進めていくうちに、著者に影響を与えた人にも興味が湧き、さらに知識を広げるきっかけにもなっています。
引き続き、読書にコミットして人生を充実させていきます。