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マグナレガシー研究会【シャドウバースエボルヴ】

久々の投稿になります。
しばらく投稿していませんでしたがその間も楽しくエボルヴをやっていました。各種GPやジャッジ制度、JCSの開催などさまざまなイベントがあり、5弾からは新規プレイヤーも増え、1弾の頃ほどではないですが活気を取り戻しつつある印象です。ワンピースやユニオンアリーナといった新規のカードゲームが発売しましたが、個人的には今最も熱いTCGはエボルヴだと思います。

今回は第5弾にて登場したクラス【ロイヤル】のこのカードについての記事になります。

この記事を開いたということは興味があるんですよね?

今回はこの《マグナレガシー》を使ったデッキを考察します。
重い8コストに加え、デッキ半分消滅というインパクトのせいでネタにされがちですが、条件を達成して着地した時は莫大なリターンを約束してくれます。
GPの結果から既存の【簒奪ロイヤル】の立ち位置がかなり怪しくなった為、通常とは異なる構築の一つとして試しに使用しました。

デッキ枚数について

《マグナレガシー》を使う場合条件を満たす事を前提にデッキを作成すべきだと思います。8ダメージになる為には15枚以上の消滅が条件で、端数切り上げでカウントされますので残りデッキが29枚あれば達成します。
40枚のデッキを使用した場合普通にプレイするだけでは達成はほぼ不可能ですし、中途半端な枚数でデッキを作成した場合も流行りの簒奪ロイヤルに当たった時にはまず達成できません。8ダメージを達成する場合デッキ枚数の上限である50枚で作成すべきだと考えています。
《プリンセスキス》のようなカードでデッキを増やすプランも取れますが、デッキ枚数的に強い動きの再現性が低いので序盤に無駄になるカードは入れにくいと思いました。

デッキレシピ

5/27エボルヴCS個人戦 ベスト4

デッキ枚数の関係で通常なら肯定される1枚だけ投入してサーチして運用する動きもこのデッキではほぼ機能しません。通常は減らされるカードも3枚採用する事でサーチカードのプレイによる動きの負担も軽減しています。

サーチカードがあるとはいえ、使えても1回くらいなので《マグナレガシー》も最大枚数の採用です。そもそもマグナレガシーをサーチする動き自体がかなりリスクがありますので可能な限り素引きしたいですし、2枚引いても8点+4点の12点でゲームを決めに行ける可能性があるので序盤にさえ引かなければ何とかなると思います。

基本は通常の【簒奪ロイヤル】に採用されているカードを中心に入れているだけですので、あまり見ないカードと採用しなかったカードについて書いていきます。

採用カードについて

●《メイドリーダー》3/1
通常の40枚構築の場合、テンポロスの関係で枚数を減らすか、そもそも採用すべきでないと考えています。しかしながらこのデッキにおいては貴重なサーチカードとして採用しています。50枚構築の場合同じカードを重ねて引くリスクが通常よりも軽減されますし、ゲーム中に使用しても1回くらいなので進化は1枚に留めています。基本的には動きを強くするために次の展開に繋がるカードをサーチします、手札と相談しましょう。
後半に引いた場合は殆どの場合リソースに繋がりやすい《簒奪の絶傑・オクトリス》をサーチします。

《烈火の魔弾》3
《エンジェルスナイプ》よりも優先して採用しましたが可能ならどちらも採用すべきだと思います。今回はデッキ枚数の関係でいつ引いても一定以上強い《烈火の魔弾》を採用しています。

●《風の軍神・グリームニル》3/1

このカードもほぼマグナレガシー!

進化前、後ともに高いスタッツでいつ引いても一定以上の活躍が望めます。
デッキ枚数的にもこういった様々なPP帯でプレイできるカードが欲しかった為採用しました。先手3ターン目のこのカードを処理する方法は限られており、次のターンに《烈火の魔弾》を構えながら5/6が殴る動きが強力な他、後手4ターン目に出てきたこのカードは処理しなければ次のターンに4点全体ダメージを顔にも飛ばしながら5/6守護が顔に殴ってくるため、1枚で9点ものダメージを稼ぐことが出来ます。

流行りの《安息の絶傑・マーウィン》相手にも後手で3ターン目に縦置きして、相手が無視して4ターン目にマーウィン進化をしようものなら、
3点+4ターン目に出したカード+9点が相手の顔に入った上にマーウィン自身にも4点が入るという状況になりますのでまず無視できません。

他にも素のコストが3という事もあり、他の様々なカードとのくっ付きが良く、後半《フローラルフェンサー》進化と合わせて置くことで全体除去の無いクラスに対してかなりの圧をかけることが出来ますし、《簒奪の絶傑・オクトリス》と合わせて少ないPPで次のターンに繋がる盤面を作ることが出来ます。
他にも様々な応用が利くカードですので是非使ってみてください。

●《アレキサンダー》3
通常構築では採用されなくなってきていますが、単体で《安息の絶傑・マーウィン》や進化前の《ヘヴンリーイージス》を取れる他、1枚で様々な状況を解決してくれるので採用しています。前もって相手の盤面を処理する事で相手にリソースを温存させずに8ターン目の《マグナレガシー》に繋がる点もデッキに噛み合っていると思いました。

●《マグナレガシー》3

ここまで読んでるって事はもう好きですよね???

このカードに繋げる為にデッキ枚数を増やすだけの価値があると思います。
ライフ込み全体8点でほぼ全ての盤面を処理した上にこのカードへの処理も強要します。
カード自身の強さもそうですが、勝っても負けても対戦相手との話題になるのでそういった面でもかなりお気に入りのカードになりました。

不採用カードについて

最初に書いた通りサーチ前提のピン差し目的での採用は諦めました。

●《アヴァリティア》
当然ですがめっちゃ外れたので抜きました。

●《エンジェルスナイプ》
今回は採用しませんでしたが欲しいカードでした。
負けた試合でも手札を使いきれなかったので、こういう軽いカードはもう少し必要だったと思います。

●《ロイヤルセイバー・オーレリア》
【リーシェナウイッチ】が多い環境なら採用しますが、今回は《アレキサンダー》に軍配が上がりました。環境に応じて採用されるカードだと思います。

プレイについて

引いてきたカードによって動きは変わりますが、基本的にはコントロールデッキのような立ち回りをしていました。
8ターン目のマグナレガシーを安定させるために盤面の除去と縦置きを繰り返し、相手が処理出来なかったフォロワーでライフを削っていきます。
序盤からライフを優先すると8PPまでにリソースが枯れてしまうのでとにかく得する盤面の取り方をしながら8PPに繋げます。
《風の軍神・グリームニル》、《アレキサンダー》、《マグナレガシー》の9枚が全体除去として機能するので相手の盤面処理をする能力は高く、ライフの取り返しも行いやすくなっています。
記事の反響があれば各対面に意識する事も書きます、

最後に

遊戯王やmtgでも通常デッキ枚数は可能な限り下限の40枚や60枚で構成されてきましたが、最近ではエボルヴでの《マグナレガシー》同様にデッキ枚数を増やす事によってリターンのあるカードが使用できる場合に、デッキ枚数を上限まで入れる構成が肯定されるようになりました。

「シャドウバースエボルヴ」においては各PP帯での理想の動きがあり、その再現性を高めるたい為、他のカードゲームよりもデッキ枚数を増やすというのはリスクがありますが、デッキそのものの多様性が増えるカードはとても楽しいですね。

是非皆さんも《マグナレガシー》使ってみてくださいね!


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