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【激烈インタビュー男】歴史上初めて"代打"に出た男に直撃インタビュー…その人生に迫る

インタビューに目覚めたのは社会人時代、朝、目が覚めた時に目覚まし時計に"見事、僕を起こせた気分はどうですか"とインタビューしたのがきっかけ…という、お馴染み「激烈インタビュー男」、SUMAIRUの連載がスタート。
「そうなんですね」「なるほど」等を巧みに使いこなす"相槌"でSNSでも話題沸騰中の人気女性声優・チャクラをアシスタントに迎え、業界有数の聞き上手の二人が、ここでしか聞けないエピソードを読者の皆さんにお届けすべくインタビュりまくります。
記念すべき初回のインタビュられし者は、長い歴史を誇る"野球(BASEBALL)"で、初めて"代打"に出されたという男・水樹奈々(仮名)さん。
高校時代、野球について時たま友人と会話を交わしていた記憶があるという元高校球児のSUMAIRUと、途中から来たチャクラが当時の心境、爆笑エピソードなどをこれでもかと掘り下げます!
(取材日:去年 連休の後半頃)

インタビュー頑張ります

SUMAIRU(以下、S) 札幌、久しぶりに来たよ(笑)
編集スタッフ(以下、編(あみ)) でもこないだ、電車見に行ったって、なんかの雑誌で読ませていただいた気がします
SUMAIRU それは来月行くやつじゃないかな?
編集スタ あ、なるほど
SUMAIRU そうそう
編集スタ じゃ、未来の記事の話ですね。未来、電車見に札幌行くんですよね。来月、札幌行くんだったら、そこまで久しぶりってことでもないような気が。これ僕だけの感覚ですかね?どうなんだろう。
SUMAIRU まあ、次第では、かな。言い方次第。
編集スタ おーい!森ちゃん(※)、どう?来月、札幌行くんだったら、そこまで久しぶりってことでもないような気、しない?あ、ゲストさん来られましたね。
SUMAIRU インタビュー、頑張ります。
※森ちゃん:森ケンイチ

からあげは皮の部分の"カリカリ"が好きだった

SUMAIRU 緊張されてます?
水樹奈々(仮名)さん(以下、水) ウサギちゃんじゃないんだぜ。
(爆発音)
SUMAIRU わ、なんかドカーンって言ったね。なんだろう。さっそく熱烈しちゃうんですけど…初めて代打で出ていった男、と聞いてます。
水樹奈々 そうですね
SUMAIRU 野球やられてらしたんですよね。今でこそ代打って我々も馴染みがあるワードですけど、当時はそうでもなかったんですかね?いつ頃のお話になるんでしょう。
水樹奈々 中学の3年生のときの試合でだから…もう5年ぐらい前の話になりますかね。
SUMAIRU 5年前、ですか…
水樹奈々 あ、5年です。その言い方だと、13年前になっちゃうんで。そんなに前じゃない。そんなに。そんなに前じゃないですよ(笑) 13年前だと、妹、まだ6歳ですよ。
SUMAIRU 読んでる皆さんに解説入れておきましょうかね。代打って、野球の作戦というか、あれなんですけど、要は代わりに打つ人を送り込める、という作戦ですね。
例えばチャンスの場面で、打席にたつのが僕だとします。僕はあまり打たない…自分で言うことじゃないですけどね。もちろん、打席に立つ限りは常に打ってやるぞ、"打てない"のは、"打つ"の逆だぞ、打つって言ってもセカンドゴロとかじゃないぞ、ヒット、とりわけセンター前だぞという気持ちでいますけど。でもまぁ野球やったことないわけですから、僕の代わりにペタジーニとかを打席に立たせたほうがいいわけですよね。そういう時に、代打。
水樹奈々
 お喋りがお上手だ。
SUMAIRU それまで、水樹さんのチームでは代打とかそういうことは無かった、と。
水樹奈々 チームでは、というか、野球の歴史上、僕が初めてですから。代打は。
SUMAIRU なるほどなあ。
水樹奈々 ピッ(空調を切る)
SUMAIRU 寒いのかな?

そもそも何をしたらいいのかがわからない状況、手探りで打席へ

SUMAIRU まず、どういう状況だったのか、ってところから紐解いていければなと思っています。これ、激烈になりそうですからね。
水樹奈々 状況…状況ですか。難しいですよね。気持ち的なところで言うと、とにかく「熱いな」とは思っていました。
SUMAIRU やっぱり(代打は)試合展開を大きく左右しますからね。とにかく燃えるシチュエーションだったと。
水樹奈々 いや、"火"を触っていたので。アチイ!アチイ!と。
SUMAIRU ベンチで?
水樹奈々 いや(笑) 街ですよ!あるじゃないですか。街に、火。そういや「火」に「事(こと)」と書いて、「火事」ですね。なんか由来とかあるのかな。
SUMAIRU ないでしょ。
水樹奈々 あるもんね。べ~っ!だ!
SUMAIRU 試合展開とか、そういう状況から知りたいな。お嬢ちゃん。
水樹奈々 試合も終盤、9回の裏ですよ。ヤクルトー広島22回戦。4-4の同点、ランナー12塁、一打サヨナラの場面、マツダスタジアムは割れんばかりの歓声ですよ。場内アナウンスが告げるわけです、8番東出に代わりまして、代打…前田智徳!
SUMAIRU 水樹さんの話じゃないですよね?
水樹奈々 はい。
SUMAIRU 誰の話ですか?
水樹奈々 前田の話です。

人気声優チャクラ、到着!

チャクラ(以下、チ) ほんっとすいません…寝てました
SUMAIRU もう、気をつけてくださいまし!
チャクラ うん、そうですよね
SUMAIRU は?
チャクラ あ、そうなんですね!
水樹奈々 どなたですか?
チャクラ チャクラです。
SUMAIRU インタビューしてんだぞ。誰のインタビューやねん、俺のインタビューか?
チャクラ いえ、私のです。
SUMAIRU ならお前が舵を取れよ。誰の船やねん、俺の船か?お前の船やろがい、ほならお前が舵とらなおかしいやろ!
チャクラ 騙されやすいんだから、SUMAIRUさん。これは、SUMAIRUさんのインタビューですよ。
SUMAIRU えっ!?
チャクラ・水樹奈々 (ニヤニヤ)
SUMAIRU も~!やめてや~!自分ら、人悪いで~!殺人鬼やないねんから!そっちの「悪い」ちゃうか!激烈やな~!
チャクラ てか、前田智徳さんの話はどこ行ったんですか?
水樹奈々 児島だよ!!!!

①一応代打には出ていたルート
「恋は落ちるものではなく、落とすもの、それが代打」

SUMAIRU 代打に出て、ヒット打てたんですか?
水樹奈々 打てました。左中間を破るツーベースでした。初球から振りに行ってね。高めの真っ直ぐでしたかね。
SUMAIRU (苦笑)
水樹奈々 笑うな!

②変なやつが来ちゃってたルート
「代打お前!古田ガチギレ!宮出デカすぎ!」

SUMAIRU 結局なんなんですか?ほんとに試合に出てたのかもよく分からないし…
水樹奈々 荒らしです。インタビュー荒らし。こうやってインタビューされに行って、ワケ解んないこと言うんです。インタビュアーの人、困るでしょ?その顔を思い出して寝るんです。
SUMAIRU じゃあ、歴史上初めて代打に出た男っていうのは…
水樹奈々 嘘ですよ。
SUMAIRU 激烈くやし~!

③幻想ルート
「歴史的瞬間、代打は"代役"を超え、"スタメン"へ…」

SUMAIRU 野球の歴史から紐解いていくと、歴史上初めて"代打"が行われたのは、1889年のことだそうです。
水樹奈々 …あれ?
SUMAIRU 当時のルールでは、選手が試合中に負傷するとか、打席に立てなくなった場合にのみ、代打が認められていたんだそうです。その記念すべき、最初のピンチヒッターはミッキー・ウェルチという選手だそうですね。
水樹奈々 そうなんだ。あ、こいつよりこいつのほうが打つから、とかじゃ代打って出せなかったんですね。これ、飲み屋でしたら盛り上がりそうな話題ですね。
チャクラ なるほど~!飲み屋で話したら盛り上がるんですね!
水樹奈々 そうそう。飲み屋って言っても、ただお酒を飲むだけじゃなくて、友達とお喋りしたりするんだよ。というか、そっちのほうがメインだよね。
SUMAIRU うんうん。
水樹奈々 そういう時に、今みたいな、豆知識とか、クイズみたいなのが出せると、盛り上がるわけ!
チャクラ じゃあ、水樹さんは歴史上初めて代打に出た男じゃないってことですか?
SUMAIRU それが、歴史をじっくり見ていくと、そうでもないんだよ。
二人 えっ!
SUMAIRU 歴史上初めて"代打"が行われたのは、1889年のこと、と説明したね?でも、僕も、二人も、自分の目でそれを確認したわけじゃないよね?
二人 確かに!
SUMAIRU そこにヒントがあるんだ。これを見てもらえるかい?
水樹奈々 これは…?
チャクラ えっ!これって…!
SUMAIRU そう。ここの部分を読んでみて。
水樹奈々 そうか…
SUMAIRU 分かったかな?
チャクラ なるほど!
水樹奈々 でも、こっちはどうなんですか?
SUMAIRU 鋭いね。でもそれは…こう!
チャクラ うわ!一瞬で!
水樹奈々 じゃあ、こっちも?
SUMAIRU 流石ですね。そっちも、ほら
チャクラ すごい、綺麗~!
SUMAIRU こことここも…ね?これのこっち側が、ゆっくりこうなっていくでしょ?そうなると最終的には、こう。結果、こう。

編集後記 A
「対談を終えて」

SUMAIRU 今日も仕事したなあ~
編集スタ いい聞けました?
SUMAIRU SUMAIRUだよ?そら、聞くよ。
編集スタ さすがっすよ。
チャクラ チャクラも褒めて
SUMAIRU よしよし(編集スタッフの頭を撫でる)
編集スタ はい、ありがとうございます。

編集後記 B
「陽炎の向こうで」

SUMAIRU そろそろ、船の時間だろ。行かなくて良いのかい?
チャクラ うん…行くわ。
SUMAIRU また変な連中に捕まるんじゃねえぞ。今回はたまたま運が良かっただけだぜ。
チャクラ ええ。せいぜい気をつけることにするわ。とはいえ、アタシ、運が無い女だからね。
SUMAIRU どうやらそのようで。
チャクラ ほら、手相見てみてよ。
SUMAIRU あん?
チャクラ ここの線がね、短いでしょ?ほら
SUMAIRU んなこと言われても、よく分かんねえっての。
チャクラ ちゃんと見て、ここ、ほら!
SUMAIRU (チャクラの手に顔をぐっと近づける)
チャクラ チュッ(SUMAIRUのおでこに口づけをする)
SUMAIRU なッ…!
チャクラ アタシ、運が悪いのはホントだけどね、男運だけは、捨てたもんじゃないって…そう思うの!じゃね!
 バタン!(ドアを締める音)
SUMAIRU ったく…女と砂漠の陽炎だけは、いつになっても掴みどころがねえ、か…。さて、あしたはどいつにインタビューしようかねぇ。


第1回、激烈インタビュー男、いかかでしたでしょうか。
SUMAIRU氏を含め、スタッフ全員が初めてのインタビューに挑戦ということで、たどたどしいところも多々あったとは思いますが、「真面目にふざける」をモットーに大暴れ(にしても暴れすぎぢゃ!w)してしまいました。
楽しみせし日々にありせまかることはいさしみばかりかな、とはよく言いますが、はてさて…サファテ。
次回の激烈インタビュー男は「買取額驚きの○○○万円!?ブラックマジシャンガールにインタビュー!チャクラ、ブラックインタビューガール襲名!?SUMAIRU、八代目桂きん枝襲名!?」を配信予定。
お母ちゃん、見ててね。わたし、やるよ!


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