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若い女性が単身、山奥に移住!?

たまたま Twitter で知り合い、うちに泊りにきてくれた若い女性が、この春、エメラルドタウンの空き家に単身、引っ越して来た。
本当は購入するつもりだったらしいが、ローンが組めず、売主と交渉して賃貸契約をしたらしい。

この女性、実はタレントで、自分が昔、関わっていた芸能事務所に所属している。
そして、彼女の芸名が、自分と関わりの深かい名前だったので、メッセージを送ったのが切っ掛けだ。
芸名に関しては、単なる偶然だったが、うちが民泊をやっていると知って、泊りに来てくれた。

目的は、物件の下見。
すでに、この時から、伊豆の山奥に住むつもりだったらしい。
それが4月の初旬で、約1ヶ月後の5月初旬に、何件かの物件を下見した後、今の物件を契約した。
しかし、若い女性が何故???

誰しも気になるところだろう。
それとなく聞いてみたが、「自然が好きだから・・・」と言った漠然とした理由しか語ってくれない。

今、彼女が住んでいる物件は、賃貸契約とは言え、将来的に購入する事を前提にして売主と交渉したらしいので、おそらく永住する気なのだろう。
購入を拒否したら、違約金を払わないといけないと言っていたし・・・。

まぁ、どこに住もうが本人の自由だし、他人がとやかく言う筋合いのものでは無い。自分自身、セカンドライフとは言え、こうして山奥に移り住んでいるのだから尚更だ。しかし、気になる。

彼女の選択が、良いとか悪いとか批評するつもりは毛頭無いし、若くして、これだけの決断をした事には、逆にエールを送りたい。
そして、彼女が移住して来たおかげで、彼女が長期出張する時、彼女の飼い猫を預かる事になった。

日頃からペットを飼うかどうか悩んでいた身としては、一時的にせよ、猫と生活を共にする事が出来るのは僥倖である。

それは置いといて、自分が30歳前と言えば、放送作家になって、ようやく稼げるようになり、意気揚々としていた頃だ。
当時、伊豆の山奥に移り住むなんて想像もしてなかった。

自分は、50歳で放送作家を引退し、NPO や嘱託の公務員として10年近くを過ごし、57歳で移住を決断した。
はっきり言えば、老後に不安を感じたからだ。

ところが、彼女は、まだ30歳前。
人生、これから・・・ましてや、タレントである。
何かの拍子に売れるかもしれない。

そんな彼女に田舎暮らしを決断させたものは何なのか?
誰しも興味を抱くのではないだろうか?

まぁ、Bライフに憧れて山奥に小屋を建てて暮らす若者は少なく無いので、それが女性であっても構わないし、ネットを検索すると「女性の単身田舎暮らし」は、結構、ヒットする。

そういう意味では、前々から自分が言っている事だが、別荘地の中古物件というのは、ライフラインが完備されているので、同じBライフでも、割と簡単に実践する事が出来る。ただし、孤独だし、市街地まで距離があるので、どうしても家に篭りがちになってしまう。
もちろん、それゆえに自由だし、回りからの干渉も少ない。

今のところ、彼女の愛猫を通して接点があるので、彼女の今後を静かに見守っていきたいと思う。そのうち、本当の理由を話してくれるだろう。
そんなものは無いのかもしれないが・・・。

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