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少食で若さと長寿が手に入るというが、飽食の時代、なぜ人類の寿命は伸び続けているのか?

伊豆の山の中でセカンドライフを送っているペースケです。
YouTube の動画で、ウィスコンシン大学のとある実験を紹介していました。

なんと20年間に渡って、餌を通常の3割しか与えなかったアカゲザルと、食べ放題にしたアカゲザルを比較実験したところ、通常の3割しか餌を与えなかった猿の方が、毛並みも良く若々しい上に、身体的に健康だったとのこと。

ネットで「ウィスコンシン大学、猿」と検索すれば、猿の写真付きで実験内容が公開されているようです。

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<実験体のアカゲザル(2009年時)。左はカロリー制限を受けたもの、右は食事が自由に与えられたもの(画像はUWの発表)より>

そして権威ある科学誌「サイエンス」にも、少食の方が長生きするという実験結果が多数掲載され、断食や少食が、長寿遺伝子を活性化させるという生理学的な仕組みも解明されているとか。

しかし、人類の寿命は確実に伸び続けていて、100年前と比べれば倍近くになっています。60歳を過ぎても元気に暮らしている人が、圧倒的に多いわけです。
これをどう説明するのでしょう?
単に医療の発達が理由なのでしょうか?

確かに現代人の多くが、飽食による肥満や生活習慣病に苦しんでいます。
こういう人たちに取って、断食や少食が健康な暮らしのカギになるのは間違いないと思います。
しかし、人類全般を見れば、食糧の安定供給が、繁栄をもたらしたのも事実です。

要するに程度の問題で、食糧が完全に枯渇すれば栄養失調で餓死するが、多過ぎると生活習慣病などのリスクを負う・・・という事なのでしょうか?

もしかすると、農水省が出している「成人女性の場合は、1400~2000kcal、男性は2200±200kcal程度」という指標自体が間違いで、実際には、その 3割(猿の実験による)の「約 600 kcal 」で十分という事なのでしょうか?
そう言えば、なぜウィスコンシン大学の実験では、比較対象の猿に「通常の3割」しか餌を与えなかったのか説明されていませんね。

私個人としては、「カロリーの取り過ぎ」は紛ごう事なき事実なので、来年(2022年)は、糖質制限だけでなく、1日の摂取カロリーを、もう少し減らしてみようかと考えています。

ただ、今年5月から糖質制限を始めて、白米やパン類、麺類を食べなくなってから、食事と食事の間が口淋しくてなりません。
糖質オフのスイーツやナッツ、あたりめ、枝豆などで凌いでいますが、毎食のカロリーまで減らしてしまうと、この口淋しさに耐えられるだろうかと心配です。

糖質制限を始めて半年で、体重を90kg から70kg まで順調に落とせたのですが、7ヶ月目の現在は、70kg で停滞しています。
一応、65kg が目標なので、さらなるカロリー制限が必要なのですが、どうしたものかなぁ。

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