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今日から新年度

年度が変わったからと言って何も変わらないんだが、まぁ、気分的に一区切り。
しかし、コロナ感染者数は減るどころか増えている。
それでもオリンピックは、粛々と開催に向けて進行中・・・。

先月 AMAZON で、安っすい電子キーボードを買って練習を開始した。
実は、楽器よりも、練習アプリの使用料の方が高い。
それでも、どこかの音楽教室に通う事を考えたら、全然お得。
独りで続けられたらの話だが・・・。

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とにかく、これでヒマつぶしがひとつ増えた。
以前、習っていたサックス教室は、地元の教室が廃止になるのを機に止めてしまったが、今度は、自分自身が飽きない限り、いつまでも続けられる。

それに、この1月から、近くの貸別荘の掃除を請け負ったので、週に1回〜2回の頻度で、掃除に通っている。実は、自分の民泊にゲスト1名を迎えるのと、貸別荘を1回掃除するのが、ほぼ同じ収入になる。

貸別荘

これプラス、民泊に月1組〜2組のゲストを迎え、3日に1度の老人ホームの宿直バイトを合わせれば、予定が埋まっていく。
そして、まだ2ヶ月は先だろうが、コロナ・ワクチンを接種して、スイミングを再開すれば、毎日、もう少し退屈せずに過ごせるようになるはずだ。

キーボードの稽古、貸別荘の掃除、民泊運営、宿直バイト、スイミング・・・。
実は、これだけのアイテムを回しても、フリータイムの占める割合は、フルタイムで働いていた頃に比べれば、圧倒的に多い。
日中は、ほぼ、自宅でウダウダ過ごしているのだ。

で、何をやっているかと言うと、アマゾンプライムの映画・ドラマ・音楽を視聴しているか、小説を読んでいるか、料理をして食べているか・・・。
あとは睡眠時間。

どうなんだろう?
これで満足すべきなんだろうか?
こんな暮らしが、これから長くて20年。
短かくて10年は続くわけだ。

奇しくも、この4月から「高年齢者雇用安定法」の改正法が施行される。
【2012年改正高年齢者雇用安定法における高年齢者雇用確保措置】
・定年を60歳未満とすることの禁止
・65歳までの雇用確保措置……以下3つのいずれかの措置を事業主に義務付け
(1)定年を65歳に引き上げ
(2)65歳までの継続雇用制度の導入
(3)定年制の廃止

今の宿直バイトは 70歳定年 だし、民泊には 定年が無い
だから、自分に取って「高年齢者雇用安定法」は、特に人生に影響は無いのだが、この法律は、雇用安定・・・と謳いながらも、日本社会にとっては 悪法 だと思う。要は、生涯働き続けろ と言っているわけだ。

しかし、自分も含めて、仕事が無くなったら 何をして毎日を過ごせば良いかわからない 高齢者が多いのも事実。
定年退職すると、自分の居場所 が無くなり、途方に暮れる人が多いらしい。
だから、この「高年齢者雇用安定法」と言うのは、高齢者に生き甲斐を与える 役割りもある・・・と、どこかの神経科医が宣っていた。

自分は、現役を引退してから伊豆に移り住み、新たに宿直バイトや民泊を始める事が出来ただけ、少しはマシかもしれない。
ヒマだ、退屈だ・・・と文句を言うのは、贅沢な悩みなのかもしれない。
ただ、そうは言っても、やっぱり、何か物足りない。

あと4年我慢すれば、僅かだが年金が降りる。
そしたら念願の、海外放浪の旅でもするかなぁ・・・。
その頃には、コロナのパンデミックも終息しているだろうし。

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