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姓名判断で知る人間心理の落とし穴

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勘違いや思い込みは誰にでもあります。ここでは姓名判断を通じて、占い師と占い利用者(鑑定依頼者)の双方に、どんな勘違いや思い込みが隠れているか探っていきます。
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新字体vs旧字体、どっちが当たる?

●新字体も旧字体も同じくらい当たらない 「漢字の新字体と旧字体では、どちらの画数が当たる…

tengkozo
5か月前
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当たったのか?当たった気がしただけか?(1)

『姓名判断は「統計」とは言いがたい』では、電話帳を使った調査の結果を紹介しました。ここで…

tengkozo
3か月前
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当たったのか?当たった気がしただけか?(2)

当たった気がしただけのアタリには、グレーゾーンの中のアタリのほかに、グレーゾーンからはみ…

tengkozo
3か月前

Q:新字体と旧字体の流派があるのはなぜ?

A:姓名判断の方法が適切に検証されていないため、新字体を用いる流派も、旧字体を用いる流派…

tengkozo
5か月前
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Q:「当たらない」が本当なら、廃れないのはなぜ?

A:アタリ・ハズレの判定が主観的なため、実際よりも多く「当たっている」と思う、熱心な占い…

tengkozo
3か月前
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Q:矛盾した流派が淘汰されないのはなぜ?

A:どの流派も、外れを「ハズレ」と気づかない、強い思い込みがあるからです。また、どの流派…

tengkozo
3か月前
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Q:占い師が他流派の共存を気にしないのはなぜ?

A:どの占い師も「自分は当たる(正しい)」と思い込んでいるので、「当たらない(間違っている)他流派のことを気にする理由がない」と考えているからです。 いわゆる「姓名判断」とは、たくさんの異なった姓名判断の総称です。占い師が違うと、同一漢字の画数が違い、同一画数の吉凶も違い、判断ルールも違うので、結果も違います。 この状況を占い師はどう考えているのでしょうか。他流派のことが気にならないのでしょうか。答えはおそらく次の三つのどれかです。 この中で当ブログの関心を惹くのが①で

「呪術」としての姓名判断

姓名判断には「占い」と「呪術」というふたつの機能があります。もちろん、呪術とは言っても、…

tengkozo
11日前