夜桜さん作戦144「金級「G」」感想

 14巻発売おめでとうございます!
 まだ買ってないです。買いに行きます。
 公式ツイッターアカウントが上げていた、凶一郎の表紙イラスト服、ボタンきれいだなーって思って拡大したらめっちゃくちゃ美しく描かれていたのでまだ見ていない方、拡大してみてください。鳥肌ものですよ。


 金級のキャラ紹介は一回区切りかなと思ってんですが、まだ続くみたいですね。(次は七悪かな)
 ギャグっぽい入りから、敷地内爆破(報復)でシリアスの空気になって、再びギャグ(Gの正体バレ)と、夜桜さんらしい話だなあと。
 Gの正体が少女だったのは、私的には意外ではあったんですけど、考えてみたら四怨以外のデジタル強者みんな男だったから「対等=友情」の図式で考えたら女の子になりますよね。自明でした。
 思えば凶一郎から辛三まで全員似通った背格好の「同性」だったなーと。
 その中で嫌五は異性の師匠っぽいですけど、嫌五が老若男女問わず変装できるから、師匠も実際は、性別年齢不詳そう。
 そういうキャラめっちゃ好きです。待ってます!

https://twitter.com/te_n_ge/status/1567139499045695488?s=21

 G様なんですが、小学生っぽいですね(自室にランドセル置いてある)。
 四怨が銅級とったのが8歳で、二刃が銀級取ったのが8歳って思うと最大12歳で金級って相当能力高いけど…それでも四怨に対抗心燃やすのは、自分がやろうとしたこと全部もうやられてる怒りなのか…。
 進む道に既に同じ人物の名前があり意識する…カントリーロードかな?
 見た目を誰も知らないっぽいんで、顔出し必須のスパイ協会試験を脅すかなんかして無理矢理入ったくさいですね。(資産も全部奪ったものらしいし。そういう子なんでしょう)
 てかG様絶対四怨の上に行きたいだけで金級になったでしょ。スパイ協会も手綱つけとくか、みたいな感じでok出したでしょ!

 まあG様の話はこの辺で、すでにツイッターの方で言いましたが、四怨の後衛コンプレックスが久々に顔をのぞかせてテンションあがったという話をします。
 連投になりそうで抑えた思いをこっちで晴らそうかなと。

「後衛がミスしても、年長らは叱らず、ミスした側はひたすら生き地獄を味わい、悔し涙ながしながら次は絶対ミスらないと反骨精神を燃やす」という妄想は前々からあったんですけど、さすがにそれは年少組あまりに地獄だし、もっと仕事はシビアな関係築いてるでしょ、と思ってたんですけど、公式でした!公式最高!
 いくら才能があったってミスはあるし、いい組織ってそういうミスをどう改善したら成長できるだとか、示してくれるものだと思うんですよ。(やりたく無いこともやらせて下積みを積ませるとか)
 そもそも自分よりキャリアの長い人間や、経験を積んだ人間がいて、頼ったり、導いてもらったりできるけど、夜桜は「組織」である前に「家族」で、やっぱりその辺り甘々じゃないですか(四怨を学校行かせて無い辺りでもしやとは思ってました)。
 しかも四怨なんかは顕著に「自分より秀でた能力、経験」をもった人物がいないから、頼る相手はいないし、ミスしても、四怨よりできる人間がいないから「しょうがない」という結論に至ってしまう。
 そんな環境地獄だな~って妄想しながらホクホクしてたんですけど、これからは妄想じゃないんですよ!公式だから!(2回目)
 負いきれない責任が圧し掛かる任務を成功させなきゃいけないというプレッシャーを本人は感じているのに、失敗しても許容される地獄みたいな世界で、腐りながら研鑽を積み、一つの世界で右に出る者がいない(G様現れましたが)高みまで登った四怨って本当にすごいですよね。

 まあ家族内で話できる人がいないことで逆に交友関係家族で一番広そうなので、ある意味家庭内の居心地の悪さがいい方向にでてもいるようで。(それでも年長組は公私混同せず評価は適正にな!)
 タンポポ戦でもそうでしたけど、「夜桜家」が強いが故に見えなかった弱さ、っていうのを一人一人乗り越えていくのいいですね…。
 ただ「夜桜一家」多いから、一人一話でも話数がかさむのが痛いなって最近読んでて思います。家族に話を振ったらもう他のことに割く時間がないんですよね。
 夜桜さんはいい脇キャラいっぱいいるのに、タンポポ以後誰も出てこないですからねー…。



 草助とか鳩とかが太陽に協力して、夜桜一家を助けても全然いいんですよ先生(草葉の陰から)


 今週はG様 落書きです。


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